ちょっとした不調、感じていませんか?
冷え、不眠、疲れ、肌荒れ、イライラ…。病気とまではいかないけれど、なんだか体調が優れないな、ということはありませんか?
そんな“なんとなく不調”に悩む人におすすめなのが、動物性たんぱく質を一切使わず、野菜の力を最大限に活かして作る、体にやさしいスープです。
書籍『なんとなく不調をととのえるスープ』は、まさにそんなスープのレシピを集めた一冊。
著者は安曇野にあるホリスティックリトリート穂高養生園で料理人を務める鈴木愛さん。養生園での経験をもとに、体と心をととのえるスープを紹介してくれています。
日々の食事をすべて見直さなくても、1日1食をこのやさしいスープに置き換えるだけで、体は少しずつ変わるそう。
今回は、『なんとなく不調をととのえるスープ』から3つのレシピをご紹介しましょう。
だる重な日のシンプルスープ
体が重くてだるいのが続く、疲れている、胃腸の調子がいまひとつと感じるとき、まずはシンプルな材料でつくるスープを試してみてください。
特に外食が続いたときにおすすめなのが、だしやおもゆのようにすーっと体にしみわたり、なんとなく不調に苦しむ体をととのえてくれる「しいたけだしのスープ」。
食養生では、しいたけは動物性の脂や酸化した油を体中で中和させてくれるといわれているそうです。
ゆっくり戻し、ゆっくり煮ることによって、えぐみのないすっきりとした味に仕上がりますよ。