いい夫婦とは?
11月22日は「いい夫婦の日」。
でも「いい夫婦」って、何でしょう?気になったので、筆者(34歳・既婚)のまわりの人たちに聞いてみました。
- ちゃんと会話があって、助け合える夫婦(女性)
- 妻だけが子育てするのではなく、夫も協力し、休日は家族で出かけるような、仲のよい夫婦(女性)
- 夫が家事や子育てに参加している夫婦。夫婦平等!両者自立!(女性)
- お互いを尊重し合い、フラットで平等な関係性を築いている夫婦(女性)
- ケンカしてもすぐに仲直りするような、愛情のある夫婦(男性)
- 話し合いのできる夫婦、尊敬し合っている夫婦(男性)
- 日常的に会話のある夫婦(男性)
個人的にも「互いに尊重し合っていて、それぞれがいまの暮らしを心地よいと思っている夫婦」がいい夫婦だなぁ〜と思っていましたが、ほかの方もみな、似たような価値観を持っているようですね。
いい夫婦のカギは、協力関係
先ほどのコメントから、夫婦間の尊重や会話、助け合いや協力関係が大切だということがわかりました。
確かに周りを見ても、共働き家庭が多く、家庭や子ども、親、親戚関係のことなどを妻任せにせずに、ふたりで話し合い、協力しながらでないと“回らない”という話をよく耳にします。
一方で、「平日はワンオペだ」「自分の家事負担が大きい」という妻からの嘆きもよく聞かれます…。
共働き家庭が増えるいま、「共働き夫婦の家事分担」は一体どうなっているのでしょう?
株式会社マクロミルが行った、夫婦ともにフルタイムで働く20~40代の既婚男女1,000名への調査から紐解いていきましょう。
夫婦共働き世帯が増えている
最初に、現在の共働き状況について見ていきます。
夫婦で同居する人のうち、共働きであると回答した人は20代で52%、30代で53%、40代で63%でした(※1)。昨年実施した同調査と比較すると、いずれの年代でも増加しています。
また、夫婦ともにフルタイムで勤務している人は20代が32%、30代が25%、40代が24%で、特に20代は昨年からの伸びが目立ち、7ポイント増となっています。
しかし気になるのは、20代と比べて30代、40代の共働き世帯が少ないこと。子育ての真っただ中ということもあるのでしょうか?それともそれ以外の要因があるのでしょうか?次の項目を見てみましょう。