コツ3:子どもにもお手伝いしてもらう
子育てをしながら生活をするなかで、時間をとられることのひとつに家事があります。
その家事をひとりでやろうとせず、子どもにお手伝いしてもらうのもおすすめです。そのポイントは、まずは5分だけ一緒に遊んでからお願いをしてみること。
なぜなら、いきなり「お手伝いをお願い!」といったところで、遊ぶ方に興味がある子どもはなかなか手伝ってはくれないからです。
しかし、自分を喜ばせてくれる人のためには喜んでお手伝いをしてくれるので、まずは一緒に遊んであげてからお願いごとをしてみましょう。
そして、お手伝いをしてもらったあとは必ず15秒ほどほめてあげてください。ほめながらハグをしたり、お手伝いにおいて本人なりに工夫したことを聞いてみたりするのも効果的です。
「何かをするとよいことが待っている」という期待を持つことで、子どもが積極的にサポートしてくれるようになります。
たった前後5~6分の小さなプロセスを踏むだけで、子どもが主体性を持ってお手伝いをし、戦力になってくれる。親は嬉しいし、時間ができるし、いいことづくしです。
間違っても、お手伝い中に「早くしなさい」と急かさないようにしてくださいね。
何かをしてほめられたという経験は、自尊心やチャレンジ精神の向上にもつながるので、「早くしなさい」は家族内ルールで禁句にし、お手伝いしてくれたときにめいっぱい子どもをほめて「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えましょう。
たとえお手伝いに飽きてしまったとしても「気持ちよくやってもらえるときにお願いしよう」という気持ちでおおらかに構えてくださいね。