「お盆は実家へ帰省しても大丈夫かな?」
「旅行したいけれど新型コロナ感染が心配」
「家で過ごしてばかりで子どもが退屈しそう…」
「GoToトラベルキャンペーンってみんな活用するの?」
新型コロナウイルスが猛威を振るう2020年の夏。出かけたい気持ちはあるけれど、いまは自宅にいるべきかと悩んでいる方もいるでしょう。「今年はやめておいたら?」と実家から帰省の自粛を提案されたり、職場から旅行の自粛を求められたりしたという声もよく聞きます。
株式会社ネクストレベルが運営する「縁結び大学」が実施した「2020年8月のお盆休み&夏休みの過ごし方」についてのアンケート調査でも、8月のお盆休みを「自宅で過ごす」と回答した人が70.5%という結果が出ています。
コロナ禍の夏休み、旅行やレジャーを楽しむ人は少数派
多くの人がステイホームの意識を持ち、いつも通りの生活圏内で楽しむ予定のようですね。
436人の回答者のうち、旅行やレジャーと回答したのはたったの8%。今年は大型イベントや夏祭り、花火大会などがほとんど中止となってしまったので、予定がない人が多数派であることも今回の調査から見えてきます。
また、子どものいる家庭でも「今年は帰省しない」と帰省を見送った人が91%もいることがわかりました。
両親から「今年はいつ帰ってくるの?」「孫の成長をみたい」とリクエストがあっても、7月以降のコロナ感染者数を考えると、家族への感染も心配だし、無意識のうちに感染させてしまうのも怖い…といったこともあるのでしょう。
具体的に帰省を見送った理由は次のようなものでした。
- 実家の両親が高齢なので不安があり今年は見送った。(47歳/男性/東京県)
- 状況次第では子どもの成長を見せに行きたいが、現時点では難しいと思っている(36歳/男性/富山県)
- 今年は子どもの夏休みも短いので帰省はやめました。冬休みに帰れればいいなと思っています。(43歳/女性/神奈川県)
- 小さい子どもがいるので今年はLINEのビデオ通話を繋ぎながらご飯を食べたりする予定。(32歳/女性/静岡県)
- 子どもは祖父母と会いたがるが、万一のことを考えると今年は見送る方がよいのではと思っている。(43歳/女性/兵庫県)
子どもがおじいちゃん・おばあちゃんに、両親が孫に会いたい気持ちはわかるものの、リスクを考えると大きな移動は避ける判断をする人が多いようです。
会えなくて寂しい気持ちはみんな一緒。オンライン通話や電話で交流をしたり、自宅で楽しんでいる様子のホームビデオや写真を送って元気な姿を見せてあげるとよいかもしれませんね。
ただ「お出かけもできず連休中に家にこもりっきりだと、子どもが暇してしまうのでは?」と不安を感じている人もいるでしょう。
そんななか、さまざまな工夫をしてお子さんと一緒に「おうちイベント」を楽しんでいる人も多くいるようです。
どのような工夫をしているか具体的に聞いてみると、驚くほど楽しそうなアイデアが盛りだくさん!ここでは、「これは大人でも楽しめそう」「子どもの好奇心や探究心を育めそうだな」と感じた11のアイデアを紹介しましょう。