「男性脳と女性脳は違う」という話を、聞いたことがあるかたもいるかもしれません。とはいえ、それは個人の特徴のひとつ。
しかし男性・女性共に成長環境の差で考え方は変わり、多少の違いが出てくるでしょう。その違いを理解し、意識してコミュニケーションを取ることで、パートナーとの仲が深まったり、ビジネスやコミュニティづくりがうまくいくようになるかもしれません。
男女の誘い方の違いは?
お茶会でおもしろいのは、参加者が男性か女性かによって参加する目的が大きくわかれることです。
男性は、用がなければ友達にも連絡しません。でも逆に、連絡を受け取った場合は「なにかあったの?」と思わず聞きたくなってしまいます。これに対して女性は共感型の人が多いから、連絡があって時間があえば参加するという感じです。
そう考えると、実は意外と男性のほうがアポを取りやすいんですよ。
というのも、男性はメリットで動きます。人脈を作るということに価値があると思っているため、そこにお金を投資します。もちろん積極的ではない人もいますが、人脈作りに価値があると思っている人ならば、それだけでアポが取れるのです。
反面、女性は好き嫌いが大きく作用します。逆をいえば、好きになると好きだという理由だけで会ってくれます。そういう意味では、女性に好かれるというのはすごく大事だと思います。
「女性に好かれる」ために、いますぐやるべきことは?
女性に好かれるためにやるべきことは、100%女性のことを尊敬すること。本来なら、女性男性関係なく、必要な事柄ですね。まず、ちゃんと女性の話を聞くことです。
話の聞き方ですが、これはすごく大事なことなので、メモしておいてください(笑)。
頭のなかで成功探しとか、次の話題を探してしまう人がいます。僕も気をつけないと時々やってしまいます。
男性は、女性の話を聞いた方がいいと考え一所懸命に聞きますが、実は全然聞いてない、頭に入ってこないことがあります。「はい!はい!はい!」とすごくリアクションはいいのに「絶対にお前、理解してないだろう!」という、情報理解力が低く共感性が高い人と同じです。
逆に、情報理解力は高いけど、共感力が低い人だとわかりにくいこともあります。「これについてどう思いますか?」と聞かれると「そのことについては○○と思います」とちゃんと話せる人。
一般的に、女性は共感を大事にして、男性は情報理解を大切にする。そこをはっきりと認識したうえで、女性に好かれたいと思ったら、まずは相手の話を聞く、その思いに共感してあげる。これが大切です。
結婚している男性の場合、自宅で奥さんの話を聞くときのように、スマホをいじりながら「あーそうなんだ」というのはダメですね。ちゃんと相手のほうを向いて、話を聞く姿勢が大切です。