表情でわかるウソ
最後は「表情」。ウソをついているときって、やっぱり顔に出やすいものです。
- 瞬きが増える
- 目を大きく開く
- アイコンタクトの時間が短くなる
- 表情がぎこちない
- 笑顔が減る
- 目が笑っていない笑顔
- 口元がぎこちない
でも、なかなかしぐさや表情だけで相手のウソを見抜くのは難しいですよね。そこで、ウソをついているときに現れやすいコミュニケーションの傾向をご紹介します。
質問の隙を与えない
こちらが質問することができないくらい話し続けたり、急に話をしだしたときはウソをついている可能性が高いです。「何か突っ込まれたら困る!」という心理が、話をさせたり、話し続けさせてしまうのです。
これはいつか黒歴史シリーズで話そうと思うんですけど…以前、経歴を詐称している男がいました。彼は学歴を詐称していたのですが、受験時の家族でのやり取りや大学時代のエピソードなど、かなり綿密に作りこんでいたんです。
私はそもそも人を疑うことを知らないのですっかり騙されていたワケなのですが、よくよく思い出してみたらこちらが質問する隙はなかったように思います。
というか私は別に人の学歴に特に興味がないので、彼の大学時代のことは私からは質問しなかったんですよ。それなのにペラペラ説明してくる…もう25年以上前の話なのに、昨日のことのように鮮やかに話す。これって、いま考えるとあやしいよね。
あまりにもできすぎている話や何度も話し慣れていそうな話、聞いていないのに話してくるエピソードがある場合は、ちょっとウソを疑った方がいいかもしれませんね。
話の内容をすり替える
ウソをついているときは、話の内容をあやふやにしたり、話題を急にすり替えたりします。質問しているのに「話は変わるけどさぁ」と、相手が急に話題を変えようとしたらウソの可能性もあります。「居心地悪い状況から早く抜け出したい!」という心理ですね。
不自然に笑う
突然の高笑いや不自然な笑いはウソをごまかすための行動です。
今回は「しぐさで分かる!相手の心理」をご紹介しました。大切なのは「しぐさはあくまでも可能性」ということ。100%気持ちがわかるというものではありません。あくまでも「そういう可能性もあるかもね?」くらいのスタンスで考えてみるといいでしょう。
あとは1つの行動だけじゃなくて、ほかの行動にも注目したり、発言内容や言葉のニュアンスを感じたりすることも大切です。
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