デスクワークの方はパソコンや書類とにらめっこする時間が長く、人と話す機会も少なくなりがちです。
すると、顔の緊張状態が続き、顔に「コリ」のような違和感を感じるようになります。これは、現代人の病いといえるのかもしれません。
直接的にスキンケアとは関係ありませんが、その対処法を間違えれば、肌の健康・育ちに影響を及ぼします。
顔のコリの原因は?コリのチェック方法を紹介
顔の筋肉は、大きく動く骨格筋と細やかな動きをする表情筋でできています。コリに大きく関係しているのが、表情筋です。
デスクワークの例のように、長く同じ表情でいると表情筋は使われません。使われないから休んでいるのかというとそうではなく、緊張した状態が続いているのです。
このとき皮膚や表情筋の血行は悪く、いざ動かそうと思って、動きにくくなっています。しばらく同じ体勢でいると身体がこわばるのと同じです。
そうはいっても、自分の顔が「凝っている」かどうかを判断出来ない方も多いと思います。ここで簡単なチェック方法を紹介しておきます。
「顔のコリ」のチェック方法
両手で髪の毛を掻き上げるようにして、指先で頭皮を捉え手のひらで頭全体を覆います。次に目をつぶり、手指・手のひらで頭皮を前後左右に動かします。
このとき頭皮が大きく動けば、表情筋は柔軟で顔は凝ってはいません。でもあまり頭皮が動かないようなら、表情筋は緊張状態にあるといえます。自分の頭皮でわからない場合は、家族や友人の頭を借りて、動きを比べてみましょう。
目をつぶるのは、視界からの刺激をなくし、リラックス状態を作るためです。
いかがですか?あなたの顔は凝っていたでしょうか?
次に、失敗しないコリのほぐし方を紹介していきます。
よく顔のマッサージをすすめられますが、力加減が難しく、下手な方法で行うとかえってしわやたるみの原因になるのでしないでくださいね。
顔のコリは、顔に一切触れることなく解消できるのです。