ストレスは水のように入ってくる
そんななかでの「コップ」。私たちの心と体の状態が、どちらも「同じコップ」にあるとしましょう。そこにどんどんいろいろなものを入れていきますね。たとえばカラダを動かしていなくても脳が動いていたらどんどん入っていく、といったイメージです。
私たちは、そのコップが「あふれそうになっている」ということに危機感を抱いてはいるものの、気づきません。なぜかというと「見えないから」です。その「コップ」は見えないわけです。でもコップの中身は、もう溢れそう。
あふれそうなのは、なんとなくカラダや心の感覚で感じています。でも、どうしたらよいのかわかりません。
なのでまずは、「心と身体に溜まっていく情報や感情は、蛇口からコップに注がれるお水のようにどんどん入ってくる」ということを認識する。そして「私たちはずいぶんとためてきていた」ということを客観的に見つめてみてほしいのです。そしてそのコップを「自分でリセットする」ということを意識していってください。
「好きなこと」は健康に繋がる
自分でのリセット方法で1番オススメなのは「メディテーション(瞑想)」。またはメディテーション状態の脳の状態、です。なので「眠るだけ」でもよいでしょう。または、心が惹かれる音楽を聴いて、好きな映画を観て、美味しいものを食べて、香り豊かなワインを飲んで…それでよいのです。
脳が「幸せ!」と感じるような、またはお風呂には入ってぼーっとするような、森林のなかのマイナスイオンに包まれるような…そんなリセット方法を自分で随時行う、ということがとても重要になってきます。それはコップの中身をいつもリセットする、ということにつながるはずです。
単純に「好きなことをしてください」というと罪悪感を抱きがち。ですが、それは実は健康のためであり、将来の健康のための投資でもあるわけです。いつまでもコップは溜めていてくれません。あふれだす前に、自分のセルフリセット方法をいくつか見つけておきましょう。みなさまがずっと笑顔でいられますように。
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