2020年10月16日。いよいよ今夜、5G対応の「iPhone 12 mini」、「iPhone 12」、「iPhone 12 Pro」、「iPhone 12 Pro Max」の予約がスタートします。この新型の発表で一部のユーザーから期待されていたのが「Touch ID(指紋認証機能)」の復活です。
なぜいまさら指紋認証を望むのかというと、最近のiPhoneのロックには「Face ID(顔認証機能)」が採用されており、顔のほとんどを覆ってしまうマスクを着用している際の解除が面倒だから。
しかし先日発表された最新機種は、4種すべて「Touch ID(指紋認証機能)」は採用されておらず、「Face ID(顔認証機能)」のまま。ということは、私たちはしばらく(というかこれからずっと…?)マスクを着けた状況でロックを解除しないといけないということですよね。
顔認証で慣れてしまったいま、暗証番号を打ち込むのも面倒だし、いちいちマスクを外して着けて…というのも手間。そこできょうは、マスクを着けたままでも「Face ID(顔認証機能)」を解除する方法についてご紹介します。
実は改良されていた…?
「マスクを着けたままロック解除したい」との声が高まっていたことにより、Appleは2020年5月21日に「iOS 13.5」「iPadOS 13.5」をリリース。実は、「Face ID」を有効にしていても、マスクを着けている際には「Face ID」をスキップしてパスコード入力画面が自動的に表示されるようになっていたのです(私は、同時に導入された「接触通知」しか気づきませんでした…)。
しかしこれでは、パスコードを入力する手間がかかることには変わりありません。当然、期待していたユーザーからは不満の声があがっていました。
こういった声を受けても、マスクをつけたままFace IDを解除する機能については、Appleの幹部は「実現する気はない」と述べているとのこと。たしかに、データの安全性を確保することが優先。ロック解除の手間を減らすためにAppleがセキュリティを緩めるのでは、本末転倒な気もします。
「それでも、なんとか手間を減らしたい!」というかたもいらっしゃるでしょう。そのかたに向けて、マスクを着けたまま「Face ID」を解除する方法をトクベツにご紹介します。