情けは人のためならず
もうひとつ申し上げたいのは、「人の役に立つ」ことを大げさに考えなくていい、ということです。どこかの団体に入ってボランティア活動をする等、体や時間、お金を使って何かしなければならないと考えると、敷居が高くなってしまいますね。
ちょっとした親切、ちょっとした心遣い、優しい言葉がけ、少しのカンパ等、経済的にも時間的にも負担なくできる「誰かの心を喜ばせる」ことを、日ごろから心掛けることが大事だと思います。
そのような気持ちがあなたの内面を豊かにし、自分に喜びをもたらしてくれます。それが幸せにつながらないわけがありませんね。
「情け(なさけ)は人のためならず」という古いことわざがあります。
これは、「人に情けをかけることは、その人のためではなく“自分”のためですよ」という意味です。
人に情けや愛をかけることは、自分の愛を大きくし、自己成長の材料になります。また、あなたから情けを受けた人の喜びや感謝が、やがて自分に戻ってくるし、すべては自分のためだということです。したがって、「利他の心」は大事だということです。
Mさんも、生活にゆとりが生まれたら、きっと「人のため」をイメージできるようになると思います。
小さな実践を意識してみるといいですね。きっとあなた自身が喜びを感じられると思います。
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