もうすぐ新年度。来るべき新生活に備え、大掃除をしているかたも多いのではないでしょうか。
過去は過去。使わないものや、もう縁が切れたものは、どんどん捨てていきましょう。私がよくいうことですが、入る場所がなければ、いいご縁や運気が入って来られませんからね。
とはいえ、捨てるとき、ちょっと処理に困るものってありませんか?
誰かからもらった手紙やプレゼント。昔かわいがっていたお人形やぬいぐるみ。そして、すでに亡くなったかたの遺品など──。
私もたまに、「捨て方」について相談を受けることがあるんですよ。
そういえば先日は、「お守りをいただいたときに入っていた袋は、捨ててもいいものか?」という質問がありました。ちなみにそのときは、「それは包装紙と同じですから、捨てても大丈夫ですよ」とお答えしたのですが…。
今回は、処分方法に迷いがちな“アレ”の、正しい捨て方をお伝えしたいと思います。
手紙や写真、思い出の品の捨て方は?
まず、思い出の品を捨てる術からお教えしましょう。
たとえば、手紙や写真。写真が1枚や2枚であれば、燃やしてしまうのもいいと思います。火でお清めするイメージですね。
数が多いなら、お塩を振り、ゴミの日に出してしまって大丈夫。そのまま“ゴミ”として捨てるのが忍びない場合は、ほかのゴミとは分けてビニールに入れる。そして塩をかけ、しっかりと袋の口を縛って捨てるようにしましょう。
そうやって塩とビニールで結界を作ってあげると、変な念を残すことなくさっぱりと捨てられます。
ちなみに、お人形やぬいぐるみ、洋服などもこうして捨てるのがおすすめです。特に自分がお世話になったなと思うもの、気に入っていたものを捨てる際は、袋の口を縛る前にひと言、「ありがとう」と声をかけましょう。
また、10日、20日、30日など、リセットの意味を持つゼロがつく日に捨てると、さらにすっきりした気持ちになれるかなと思います。