こんにちは。HSPアドバイザーのRyotaです。
「HSP(Highly Sensitive Person)」とは、生まれつき感受性が強く、人一倍繊細で、よくも悪くもまわりの影響を受けやすい気質・性質を持つ人のことを指します。
きょうは、そんな繊細でまわりの影響を受けやすいHSPさんにおすすめの「心理系書籍」を8冊ご紹介します。あまり難しい書籍ではなく「誰でも読みやすく、学びやすいもの」を選びましたので(一部読み手を選ぶものもありますが)、HSPの方はぜひチェックしてくださいね。
1.PTSDとトラウマのすべてがわかる本
過去の経験での悩みをどう解決していくか。専門的な内容が比較的わかりやすくまとめてある書籍。
私たちは、過去のつらい経験を「忘れたい」と思います。でも忘れようとするほど思い出し、記憶に残るもの。そこで必要なのが、安心安全を確保すること。認知のゆがみを整えて「慣れていくこと」が大切です。
ただし個人レベルで生かす場合は、「動けなくなる、足が震えるほどの悩みじゃない」ことがポイント。あまりつらい場合は個人で解決は難しいです。専門家も頼ってくださいね。
- PTSDとトラウマのすべてがわかる本
- 飛鳥井 望 (監修)
- 2007年11月10日発行
- 講談社
2.罪悪感がなくなる本
さまざまな人の罪悪感体験を上手にまとめながら、罪悪感の種類と解決法を具体的に解説しています。読みやすく、私も罪悪感に関してはとても参考になりました。
「今回感じている罪悪感はこれか」、「これまで与えたものを考えてみよう」。この辺りで気持ちがラクになります。シンプルなことなんですけどね。
ちょっと宗教的な内容が書かれていまして。そこが読み手を選びそうですが…。内容的には使いやすいです。
- いつも自分のせいにする罪悪感がすーっと消えてなくなる本
- 根本裕幸(著)
- 2019年6月14日発行
- ディスカヴァー・トゥエンティワン
3.「あなたを傷つける人」の心理
心理学では有名な加藤諦三さんの著書。加藤諦三さんの書籍は説教臭い、読みづらい…との意見も多いです。その点ご注意ください。
- ※私はとても参考にしています。私の考えの多くも加藤諦三さんの影響を受けています。
世の中には人を傷つける人がいます。そういう人に近寄っているだけ損。それは心の痛みを感じない人、罪の意識のない人だったりします。
なぜそういう人がいるのか。私たちはどのように人付き合いを変えていけばいいのか。そんなことがまとめられています。安いのも嬉しいポイント。
- 「あなたを傷つける人」の心理 きずな喪失症候群
- 加藤諦三(著)
- 2005年10月3日発行
- PHP研究所