こんにちは、ライターの薗芽花(その・めいか)です。
この記事を読んでいるかたのなかにも、子どもを育てることが辛い、子どもをもつのは大変そうと感じているかたがいらっしゃるかもしれません。
子どもを育てていくのは、とても大変なこと。私も、ときには「もう母親なんかやめて、どこか遠くへ逃げたい」なんて考えることもあります。
育児の仕方は千差万別。楽しくてしょうがないかたもいれば、辛さが先行してしまうかたもいらっしゃるでしょう。
今回は、私の育児エピソードや私なりの育児で感じたこと、最後に育児の辛さを軽減させた方法をご紹介したいと思います。いまお悩みを抱えているかたの少しでもお役に立てれば幸いです。
目次
- 育児にイライラして「やってしまった」こと
- 「じゃあ産むなよ!」という意見にちょっとひとこと
- 育児疲労を軽減させる方法はたくさんある
- さいごにー子どもはみんなのたからもの
育児にイライラして「やってしまった」こと
当然、育児は産んだ瞬間からスタート。産まれてすぐに3時間おきの授乳があり、母親は昼夜問わず3時間ずつの細切れ睡眠が約3カ月は続きます。
5カ月くらいから離乳食作りが始まり、どう栄養を与えて健康に太らせるかと頭を悩ませ、同時にハイハイや立てるか歩けるかなど発達も気になりだす…そう、子育ては自分自身で悩みを多く作ってしまいがちです。
歩けるようになったり、物事に興味を持つようになってくると、今度は別の悩みが襲いかかります。変なものを口に入れて誤飲しないか…よちよち歩きまわり始めて、ふと気を緩めた隙に自分のそばからいなくなったときなどは、焦りと不安が一気に上昇!
そんなことがあった日はヘトヘトです。「そっち行っちゃいけないよ!」「これはやっちゃダメだよ!」これらのことを子どもがようやく理解してくれるようになるまでは、約2年かかります。
この2年の間、どのくらいの辛抱とストレスがかかることでしょうか。私は正直、この2年間のことを思い出すと「あのころには戻りたくないなぁ」と子どもが大きくなったいまでも思ってしまいます。
私が子どもにイライラして「やってしまった」失敗。それは、子どもが1歳くらいのときに起こりました。子どもが一定の時間に眠れる習慣をつけるために入眠を促す育児のひとつ「寝かしつけ」で、怒りを爆発させてしまった日のことです。
その日は、公園で子どもをたくさんあそばせて、私自身もとても疲れていました。おまけに家事をきちんとこなさなくてはいけないという、いま考えれば無意味な重圧もあったなかの育児。子守歌を歌っても、抱っこしても、おんぶをしてもなかなか寝ない我が子にイライラは募ります。
寝かしつけから2時間…全然寝る気配がないわが子にとうとう苛立ちが爆発してしまい、「早く寝ろぉ-!」と怒鳴り、自分が落ち着くまで隣の部屋でひとり頭を冷やしたことがあります。
当然子どもは大泣き。多分、「ママー、怒らないで」「どこ行ったの?」と泣いていたのだと思います。
いま思うと本当に申し訳ないのですが、私自身初めての育児だったので、「育児ってこの程度でいいんだ」と思うことができず、わが子に八つ当たりしてしまいました。