「給料って何に使ってる?」「お金をかけてるものって何?」
友達に聞きたくても、なかなか聞けないお金の話。ある程度のキャリアを積んで、収入も増え、経済的に安定してきた20代後半になると、「みんなのお金の使い方」は結構気になる部分ですよね。
そこで今回は、28歳独身女性のお金の使い方にフォーカス!株式会社シーオーメディカルが実施した「働く28歳女性の実態調査」の結果を見ながら、みんながなにに自己投資しているのか、じっくり探っていきましょう。
友達に聞きたいけど聞けない…28歳女性のお金事情!
令和元年に国税庁が実施した「民間給与実態統計調査」によると、25~29歳の女性の平均年収は「328万円」という結果に。(参考:国税庁「民間給与実態統計調査」)月収に換算すると、およそ27万円。業種や働き方によって収入には差がありますが、28歳女性は毎月27万円でどうやりくりをしているのでしょう。
家賃、食費、光熱費に保険、さまざま出費を差し引き、将来への貯金も考えたいとなると「毎月どれくらいの額を自由に使えているの?」と、同年代の平均が気になります。
株式会社シーオーメディカルが実施した「働く28歳女性の実態調査」によると、1カ月あたり自由に使えるお金は以下のような結果になりました。
もっとも多かったのが、全体の21.3%である2~3万円未満。続いて、4~5万円が15.3%を占めました。なかには1万円未満、10万円以上という人も!毎月なににお金をかけるかによって、自由に使えるお金の金額も変わってくるでしょう。
たとえば毎月美容院に行って、友人や彼氏と数回外食し、比較的安価な新しい服やコスメを買う程度なら3万円でも足りるかもしれません。しかし「外食は毎週行く」「コスメはデパコスしか買わない」となると、3万円じゃ足りないはず。
また月ごとに、お金の使い方が変動するという人もいるのではないでしょうか?
ちなみに、
未婚者と既婚者の1か月あたり自由に使えるお金を比較すると、未婚者の平均は47,300円で既婚者の平均は36,770円と、10,530円の差がありました。
引用元:働く28歳女性の実態調査
とあるように、婚姻状況によっても自由に使えるお金には差があるようです。独身女性のほうが、使える金額が多いのですね。
28歳女性はなににお金をかけている?意外にも1位は「食事」
さて、自由に使える金額が明らかになったところで、続いてはお金をかけていることを探っていきましょう。「自分への投資として現在お金をかけていること」という質問に対する結果は、以下の通りです。
一番お金をかけているのは、なんと食事という結果に!ファッションやコスメにお金をかけて外見を磨くよりも、日々口にするものを整え、内面から磨いていきたいという意識の表れかもしれません。
「丁寧な食事をする」「地産地消を心がける」「オーガニックにこだわる」など、食事へのこだわりは人それぞれ。自分の身体に入るものですから、できればよりよいものを取り入れ、内側から幸せを感じたいと思うのは自然なことではないでしょうか?
厚生労働省によると、
栄養・食生活は、生命を維持し、子どもたちが健やかに成長し、また人々が健康で幸福な生活を送るために欠くことのできない営みである。身体的な健康という点からは、栄養状態を適正に保つために必要な栄養素等を摂取することが求められ、その一方で食生活は社会的、文化的な営みであり、人々の生活の質(QOL)との関わりも深い。
引用元:厚生労働省「健康日本21(栄養・食生活)」
と、適正な栄養バランスを保つためにも、食生活が大事であることがわかります。つまり食事への投資が、自分の健康や生活の質向上に繋がってくるといえますね。イマドキ28歳女性は、ライフスタイルの向上や内面美にお金をかけているのかもしれません。