こんにちは、『世界でいちばんうれしい言葉』『すごい人生は今日はじまる。』の著者めしょんです。
コロナ禍になって、さまざまな場面で余裕をなくしている状況を見ることが増えたなぁと思います。偏った情報ばかり受けると、余裕がなくなっちゃいますよね。
人の行動をチェックしまくって、「絶対に外出するな!」と目くじらをたてたり…。人の行動に干渉しても相手にも自分にもいいことはないし、メンタル崩壊に向かっていきます。
それでも全員で協力して誰かを想う心で終息に向かっていきたいですよね。そんなわけで、きょうは心に余裕が生まれる話を書いていきたいと思います。
なんで心に余裕がなくなるの?
心に余裕がなくなってしまうのは、余裕がない行動をしているからです。「またコイツは当たり前のことを言いやがって」と言わず、読んでやってください。
余裕がない行動を続けると、心に余裕がなくなります。でも、余裕がある行動をすると心に余裕が生まれるのです。
なぜかというと、心は行動に引っ張られるからです。元気な行動をとっていると元気になり、おもしろい行動をとっていると、おもしろくなる。
そのなかで、一番心の余裕をなくしちゃうのはどういうときかと言うと「制限」がいっぱいあるとき。だからいま、心に余裕をなくしてしまっている人がたくさんいます。
時間がないときも同じで「時間がないから○○できない」「時間がないからこうするしかない」と制限が増えていくから余裕がなくなるわけなのです。
どうしたら心に余裕が持てるようになる?
そして、ここからが重要。どうやったら心に余裕を持てるのかというと、一番余裕が生まれるのは「ありがとう」を伝えることなんですよ。「徳をつむ行動」をし続けると余裕が出てくるのですが、「ありがとう」を伝えると、心に余裕が出てくると覚えていてください。
ここで言う「徳をつむ行動」とは、募金をしたり、ゴミを拾ったり、誰かに親切にしたり…そんな行動。これらの行動をしていくと、心に余裕が生まれます。逆に「それどころじゃない!」と自分本位な行動を続けると心に余裕がなくなっていくと言えば、なんとなくイメージできるかと思います。
そして、徳を積む行動のなかで、一番シンプルでいますぐできることは「ありがとう」を伝えることです。
このご時世、日本が止まってしまわぬように動いている人々たくさんおられます。それだけじゃなく、ずーっといろんなことを制限されてるかたもおられます。
みんなで協力して、終息に向かおうとしています。それを一番、早めるのは「本当にありがとう、(あなたがいてくれて)助かってるよ」と伝えることだと思います。
「それがどうしたの?」と思うかもしれないけれど、こういう一言を伝えること。それによって心に余裕ができることは、とてつもなく大きなことだと思っています。
その一言で、いままでの辛かったことが飛んでいくかもしれない。ギリギリの精神状態でやっていたことが楽になるかもしれない。心に余裕がなくなって人に当たりそうだったのがなくなるかもしれない。人の嫌なとこばかり見ていたのが、いいところが見えてくるかもしれない。
そして、言った本人の心に余裕が生まれる。私は強くそう思っています。
近くにいる家族に伝えよう。大変ななか働いてくれてる店員さんに伝えよう。医療や物流のかたにも伝えよう。
人と人の関りが大きく制限されているときにそれでも関わるような人は、本当に必要不可欠な人なはずです。伝えていきましょう。それで心に余裕が生まれるから。
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