こんにちは。無料メルマガ「親が心配するほど勉強に夢中になる、子供への関わり方講座」で、もともと勉強嫌いで内申29だった息子を早慶附属高校3校に合格させたメソッドをお届けしている、子どもへの関わり方アドバイザーの菊地カホコです。
きょうは私のメルマガから、「効率的な勉強の仕方」と「子どもに伝えるべきことを上手に伝える方法」をご紹介します。
子どものタイミングでやるほうがうまくいく
私は、中学3年生で受験生の娘に接するときに気をつけていることがあります。
それは「子どものタイミングを待つ」ということです。
娘のテスト結果や日ごろの勉強を見ていると、「毎日数学ばっかりやるんじゃじゃなくて、もっと英語を勉強したほうがいいのに」とか、「漢字を毎日コツコツ覚えていったほうがいいな」とか、やったほうがいいなと思うことが出てきます。
その都度、娘にはいったん伝えるのですが、娘がすぐにそれをやりたがらないときもあります。
そんなときは、内心はじれったいですけど、無理強いしてやらせることはしないで放っておきます。
自分が納得していなかったり、やりたくなかったりすることを「やらされてる感」満載でやっていても、それはあまり身につかないと私は思っているからです。
娘は「どうしても志望校に合格したい」という強い気持ちは持っているので、しばらく自分で冷静に考えて、「やっぱりお母さんの言っていることをやったほうがいいな」と納得すると、「お母さんが言ってた〇〇をやることにする」と私に言ってきます。
そういう状態になったら、初めて一緒に計画を立ててやらせるようにしています。
特に女の子は感情に行動が引っ張られる傾向があるので、やりたくない気分のときに無理にやらせようとすると親子ともに疲弊してしまいます。
子どものタイミングで進めたほうが、効果的なんですよね。
だから娘が落ち込んでいるときも、「早く勉強始めたら?」などと急かすことは言わずに基本的に放っておきます。「心配しなくても大丈夫だよ」とか励ましの声がけは一応しますが、気分が回復するまではやっぱり時間が必要なことが多いです。
そういう意味では、息子はいろいろなことに一喜一憂せずに毎日淡々と自習室に通って勉強してくれていたので楽でしたね。
でもまあ私も娘と同じく感情によってパフォーマンスが上下しますから、娘の気持ちもよくわかります。それだったら感情の波に逆らわず、反対に感情を追い風に使えばいいですよね。
娘は、志望校の学校説明の動画を視聴して自分でモチベーションを上げて、追い風にしています。
最近は、学校説明動画は見すぎて見飽きてしまったようで、志望校の「学校生活のしおり」を読んでいると知って驚きました。
志望校についてはめちゃくちゃ精通しているので、入試問題が「学校に関するクイズ」だったら確実に合格できそうです(笑)。