子どもに伝えるべきことを上手に伝える方法
私は最近まで娘のことを叱るのがとても苦手でした。
娘は小さいころから親の気持ちをとても敏感に察知してしまい、親が嫌がるようなことはほとんどしない子だったのです。
反対に息子はとても手がかかったし、感情の起伏も激しかったので、息子のことはよく叱っていました。
いまでは息子を叱ることもほとんどありませんが、娘のことは中学入学前位までほとんど叱ったことがなかったので、娘を叱ることに慣れていなかったんですよね。
ただ、いくら苦手でも、娘の行動に問題があると感じたときには、親の私がちゃんと娘にそれを伝える必要があります。
娘を叱り慣れていなかった私にとって、これはなかなか難しいことでした。
そう思っていたときに、コーチングの本を読んで、子どもに伝えるべきことを上手に伝える方法があることを知りました。
それは、子どもの行動を問題だと思ったときに、子どもを責めるのではなく、親の気持ちとして「アイメッセージ (I message)」で伝えるというやり方です。
わが家の例だと、このごろ娘の言葉遣いが少し悪いので、それを娘に伝える必要があると思っていました。
そこで娘に「何で、お父さんにあんな言葉遣いするの!?おかしいよ!」と言ってしまうと、言われた方は自分が非難されていると受け止め、反発心を持ちます。
これを自分が思っていることに置き換えて「○○ちゃんが、お父さんにさっきみたいな言葉遣いをしたら、お母さんは悲しいよ。ああいう言い方は、やめられるかな?」と優しく依頼すると(このとき、子供の機嫌を取るようなことはしません)、子どもは親の気持ちをわかってくれて言動を変えてくれます。
このやり方を知って以来、娘を非難せずに、ちゃんと伝えるべきことを言いやすくなって、本当に楽になりました。娘もすぐに言葉遣いを改めてくれましたよ。
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