繊細だからこそ、性愛に取り入れたいこと
HSPさんの性愛で取り入れてほしいことは、次の3つです。
- ムードがあるか
- その前の協調性はあるか
- 安心感はあるか
特にムードは大事ですね。ムードがあれば気持ちが入ります。人は達成感や感動のなかで、お互い心の壁を取り除きます。ムードも心の壁を取り除く効果が期待できます。
防音性だったり、第3者が関わってこないかどうかだったりといった安心感も大切です。そういう刺激は必要ないよってことですね。アパートなど外に声が聞こえるような環境で性愛に没頭できるとはいえないでしょう。
協調性はムードと似ています。その人のことを知り、ようやく安心感が出てきます。知らない人と何かしようとしても「モヤモヤ」や「不安」で楽しめませんよね。
流されないように気をつけよう
恋愛をしたい。性愛について、さまざまなことを知っている。こういうときは「強く興味を持っている状態」です。情報を知っている、ということは興味があるということです。
この場合、強引な流れや理由づけで流されてしまう恐れがあります。お酒などがわかりやすいですよね。そうした勢いが環境をガラリと変える効果もありますが…。
相手がよほど信頼できるかどうか。多少なりとも好意を持っていたかどうかは大切です。
まずは信頼関係を築こう
すでに恋人がいる、配偶者がいる、という場合は、自分の興味のままに考えてしまうことに注意しましょう。相手が嫌がっているのにしちゃえば、信頼関係を損ないます。
この点は気づかいが必要で、HSPさんらしい考え方が大切です。そのうえで、お互いに少しずつ考えを形にしていくといいでしょう。性愛は恥ずかしいものではなく大切なものです。安心して楽しむことで、向き合いやすくなりますよ。
2021年5月に、HSPさんの仕事や恋愛、結婚、日常生活のお悩みに答え、心がラクになるメソッドを収録した『まわりに気を使いすぎなあなたが自分のために生きられる本』(KADOKAWA)を出版しました。繊細で傷つきやすく、疲れやすいな…と感じているかたは、ぜひチェックしてみてくださいね!
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