こんにちは。成績がよい子が実践している効率的で成績が伸びる勉強法を、無料メルマガ「賢い子が実践!成績を上げる秘訣」でお届けしているオフィス・ラーニングの永井です。
勉強方法を少し工夫するだけで、小学生・中学生は理解力が早くなります。そして成績も伸びます。逆に、成績が伸び悩んでいる小・中学生は、何も工夫しないでただ勉強しているだけなのです。
ぜひメルマガで紹介する勉強法の中から、お子さんが実行できそうな方法をお父さんお母さんからお話していただき、お子さんの学力アップにつなげてあげてくださいね。
メルマガで6回にわたり、社会科・理科の学習方法、特に暗記関係の学習方法をお届けしました。今回も前回に引き続き、暗記科目の学習方法をご紹介します。
多くの生徒の成績を上げた学習法
今回ご紹介するのは、「社会科や理科がどうしても覚えられないのですが、どうやって勉強すればいいのですか?」と相談に来た生徒に勧めた結果、多くの生徒に成果が出たイチオシの学習方法です。
この方法は、英語の単語ノートをイメージするとわかりやすいと思います。
まずノートに、縦の線を引きます。引く位置は、「左のスペース:右のスペース」が「1:3」くらいにするといいと思います。そして左に重要語句を書き、その右横にその説明を書くのです。
重要語句は教科書や参考書に出ている語句で、その説明は教科書や参考書を読んで自分の言葉でまとめます。
この作業が終わったら、次に暗記の作業に移ります。
まずは、重要語句とその説明を次々見て、ある程度覚えます。その後、本格的に暗記を行います。
まず、紙(ノートや下敷きでも構いません)で縦線の右側を隠し、上から順に重要語句を見ながらその説明を答えます。そして紙を下にずらして、書いてある説明と正しいかどうかチェックします。
正解したものには○印を、間違えたものには×印を、重要語句につけます。
一通り終わったら、また同じことを行います。ただし今度は×印のついた語句だけ行います。すべての語句に○印がつくまでこれを繰り返します。
これが完了したら、今度は縦線の左側を紙で隠します。要領は同じです。右側の説明を見ながらその重要語句を答えるのです。
そして、正解したものには○印を、間違えたものには×印を、その説明文につけます。これも、すべての説明文に○印がつくまで繰り返します。
このように学習すると、多くのことを暗記することができます。さらに、テスト形式ですので、ふつうに暗記するよりは楽しく覚えることができます。
テスト形式という意味では、「単語カード」すなわち、カードの表に重要語句を書き、裏にその説明を書く、という方法に似ています。
しかしノートに縦線を引く方法ですと、1ページに書かれた重要語句とその説明を同時に見ることができるのです(単語カードですと1枚1枚めくらなくてはなりません)。
社会科の点数、60〜70点が96点に!
以前、中学生のT君が社会科(歴史)の点数がなかなか伸びず、相談に来たことがありました。彼はノートにまとめる方法を行っていたのですが、どうしても暗記できないというのです。
そこで、この方法を勧め、実行したところ、いままで60~70点だった社会科の点数が、96点に上がりました。
T君は96点取った後、「書くことは苦ではないし、テスト形式で勉強できたことが僕にとってよかったです」と話してくれました。ちなみにT君は、歴史の年号も左側(重要語句の欄)に書いて覚えたそうです。
社会科や理科の成績が伸び悩んでいるお子さんに、この方法をお話しされては如何でしょうか。
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