こんにちは。成績がよい子が実践している効率的で成績が伸びる勉強法を、無料メルマガ「賢い子が実践!成績を上げる秘訣」でお届けしているオフィス・ラーニングの永井です。
きょうは私のメルマガから「子どもの勉強スイッチが入る声かけのタイミングとコツ」を、実例を交えてご紹介しましょう。
「勉強しなさい」が口癖になっていませんか?
「うちの子は、いくら言っても全然勉強しないんです」
「勉強しなさい!と言ってもまったく勉強しようとしないんです」
「勉強しなさい!って言うと、反抗的な態度をとるので困っています」
親御さんから、よく受ける相談です。
勉強をしないで家でダラダラしていたり、テレビばかり見ていたり、何時間もゲームやスマホに夢中になっているわが子を見ると、親御さんはつい「勉強しなさい」と言ってしまうようです。
わが子を思うゆえに、「勉強しなさい」と言ってしまい、それでも勉強しないと、しまいには「勉強しなさいっ!」と感情的になってしまいます。
「勉強しなさい」ということばが口癖になってしまっている親御さんも多いかもしれません。
「勉強しなさい」じゃダメなわけ
しかし、家でダラダラしていたり、テレビやゲーム、スマホに夢中になっているときにお子さんに向かって「勉強しなさい」と言うことは、お子さんにとってプラスなのでしょうか?本当に効果があるのでしょうか?
「勉強しなさい」と言われ、すぐに机に向かうお子さんであれば、この言葉はとりあえずは効果的なのかもしれません。“とりあえずは効果的”というのは、現時点では効果があるということを意味します。
いまは「勉強しなさい」と言うとすぐに勉強してくれる、つまり勉強しない状態から勉強する状態に変化するわけですから、お子さんにとってプラスになるわけです。
しかし、これがいつまで続くかは疑問です。
と申しますのは、私たち大人でさえ、何かに夢中になっているときに家族や友人など他人から「○○して」とか「○○しなさい」と言われても、なかなか気乗りがしないものだからです。
これからご紹介する内容は、Kさんから聞いた話です。Kさんは私の知人で、中学校で国語を教えている先生です。