整理収納作業をはじめ、イベントやセミナーの講演やキッチンショールームでの収納コーディネートなどを行なっている整理収納アドバイザーの岩佐です。
今回は、初めての一人暮らしや同棲で参考になる、おしゃれな部屋の作り方や家具や家電の選び方、物のレイアウト、おしゃれな部屋の作り方をご紹介します。
おしゃれな部屋の作り方
家具や家電、収納用品など新しく新調するものや、これまでの暮らしから持参するものもあるでしょう。おしゃれに見える部屋は「統一感」があるものです。
「暮らしたい部屋のイメージ」を見つける
家具や家電、収納用品など新しくおしゃれな部屋の作り方に欠かせないのが、自分がこんな部屋に住みたいという暮らしのイメージを知ることです。
インテリアコーディネーターやインテリアに詳しい人でない限り、イメージするのは大変かと思います。
しかしいまは、インターネットでインテリアと検索するだけでもたくさんのおしゃれな画像が出てきますし、インテリアの画像検索アプリで日本だけでなく海外のおしゃれなインテリアも参考にすることができます。
そのなかで、和モダン、シンプルモダン、アジアン、北欧、ヴィンテージなど、自分が住みたい暮らしのイメージをまずはつかむとよいでしょう。
取り入れたい「色」「材質」も参考に
こんな部屋に住みたいという暮らしのイメージをつかんだら、理想のインテリアから取り入れたい「色」もチェックしていくとよいでしょう。そこから家電や家具のカラーや材質が見えてきます。
我が家では、シンプルモダンな部屋が理想で、モノトーンカラーを取り入れたインテリアになっています。
部屋のカラーやテイストがまとまっていると統一感が生まれ、かんたんに素敵に見せることができますし、スッキリとした印象になります。
「観葉植物」を取り入れる
おしゃれな部屋にあるのが観葉植物です。観葉植物を部屋に置くことでグッとおしゃれな空間になります。
部屋のインテリアイメージに合った観葉植物を選ぶとよいですが、初心者さんは育てやすさも確認して取り入れていくことをおすすめします。
「見せ収納」と「隠す収納」の組み合わせ
収納棚やカラーボックスなどの収納スペースは、見せる部分と隠す部分を組み合わせてあげるとよりおしゃれなイメージになります。
インテリアの一部としてインテリア雑貨や観葉植物を「見せ収納」にし、生活感の出る物は「隠す収納」にすることですっきり、おしゃれな空間になります。
家具選び
一人暮らしや同棲で、「賃貸」か「分譲」か、「短期」か「長期」で暮らすかでも選び方は変わってくるでしょう。
賃貸で短期住まいの方
学生さんや転勤の方など賃貸で短期住まいの予定の方は、数年で引っ越すことを見越して引っ越し先に運びやすい家具を選ぶと便利です。
分譲など長く暮らす方
マンションを購入したとなると長く住むことを見越しているでしょう。家具や家電もじっくりと納得のいくものを選んでいくことで、長く愛用することができます。
収納スペースがなければ「壁面収納」も便利
マンションやアパートによっては収納スペースがあまりないケースも多々あります。そんなときは置き家具で収納を作るのがかんたんですが、背の低い家具をいくつも置くと圧迫感を感じやすいです。
そこで、おすすめなのが一面に「壁面収納」を作ること。壁面収納にすることで、すっきりとした空間になります。
一人暮らしや同棲でのリビングは、家具をいくつも置いて収納を分けるよりも、壁面収納など一括収納できる仕組みのほうが、物の置き場所も理解しやすく便利です。
壁面収納と聞くと大がかりなイメージもありますが、最近は女性でも組み立てられる壁面収納があったりして便利に活用できるようになりました。