部屋が狭い場合の「おすすめの収納」と「収納家具の選び方」
もしも既存の収納スペースとは別に収納棚などを購入するなら、背の低い収納棚がおすすめです。
背の高い収納家具は、圧迫感を与えてしまうので、重心を下げることで圧迫感をなくすとよいでしょう。
また、部屋が狭いと、あれもこれもとたくさん家具を置けば一気に生活スペースが狭くなります。
たとえば、ベッド下に収納がついていたり、姿見の裏に収納があるもの、テーブルにドレッサー機能があるものなど、1台2役できるものを選ぶと家具自体を減らせ、部屋を広く使うことができます。
インテリアカラーも考える
白や淡い色を取り入れることで、視覚効果により部屋が広く見えます。できるだけ部屋を広く見せたいなら、白系で統一してあげるとよいでしょう。
部屋に統一感が生まれて、おしゃれに見えるのもおすすめポイントです。
「収納が少ない」をデメリットと捉えない
収納が少ないとどうしても、「部屋が散らかりそう」「モノをたくさん持つことができない」などネガティブに捉えがちです。しかし、収納が少ないことでよいこともあります。
収納が多いことでのデメリット
収納が多い家の場合、多くのモノを収納できるスペースが確保されています。
しかし、スペースがあれば「まだ空きスペースがあるから買うことができる」と、買い物時の判断ハードルが下がりやすいです。いわば、そこまでほしいモノではなくても買ってしまうリスクが高くなります。
また、収納が多ければそれだけモノも多くなるため、狭い部屋よりも整理は面倒です。
収納が多い場合でもすっきりと必要なモノだけを持っている家ももちろんありますが、自分のなかでルール決めをしないと使わないモノがどんどん増えていってしまうというデメリットもあるのです。
収納が少ないことでのメリット
いっぽう、収納が少ないと、「収納できる場所がないから買うのはやめよう」とモノを厳選する力もつくようになります。
もちろん、モノを購入する際に「本当に必要か?たくさん使うか?」を一瞬考えてから購入する必要はありますが、収納が多い家よりはモノが入るスピードを落とすことができるでしょう。
意識ひとつで、本当に必要なモノのなかで暮らせてムダのない生活を送ることもできます。