整理収納アドバイザーに聞いた！「狭くて収納が少ない家」の整理整頓のコツ

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整理収納作業をはじめ、イベントやセミナーの講演やキッチンショールームでの収納コーディネートなどを行なっている整理収納アドバイザーの岩佐です。

アパートやマンションでは、収納スペースが限られているのに加え、部屋も狭いという場合もあるでしょう。

このような空間の場合、「モノが置けない」「部屋が散らかりそう」「暮らしにくそう」など、ネガティブなことばかりイメージしてしまいそうですが、狭くて収納が少なくても快適に暮らせる方法はあります。

今回は、部屋が「狭くて収納が少ない家」の整理整頓のコツや今後モノを増やさない方法、収納スペースが少なくても収納スペースを増やす方法などを紹介します。

モノの整理は、広い部屋・狭い部屋でもマスト

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広い部屋と狭い部屋では、モノを持てる量は違えど、モノの整理は欠かせません。

いま使っていないモノ・今後も使うことがないモノ・モノとしての機能を果たしていないモノ（ゴミ）は処分対象になります。

これらを手放してあげることで、いま使っているモノがグッと使いやすくなるのです。

収納スペースは使うモノだけを入れる

私が、お客さまの家の整理収納作業をしていてよく見かける風景が、使わないモノが備えつけのクローゼットなどにしまわれて、使うモノが表に出されていることです。

このような状態になると、使っているモノがどんどん床などに置かれるため、部屋が余計狭く感じたり、散らかって探し物をすることになってしまいます。

せっかくある既存の収納スペースに使っていないモノばかりが収納されていては、空間がもったいないです。

収納スペースには使うモノだけを入れ、既存の収納スペースに入りきらないモノは部屋に収納棚などを使いながら収めていくとよいでしょう。

ぜひ、既存の収納スペースを最大限有効活用してくださいね。

衣類は着回しできるもので量を増やさない

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衣類は、どんどん増えていく代表的なもの。「洋服があふれて収納に困っている」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

収納スペースがたくさんある部屋と少ない部屋では、持てる量も変わってくるでしょう。収納がたくさんある部屋と同じように持っていたら、今後増々増えていくことになります。

そこで、着回ししやすい衣類を選んで持つのがおすすめです。これなら、少ない数でもさまざまなコーディネートができます。

そして、流行モノもすぐ着なくなる可能性が高いです。そのため、流行に左右されない衣類を選ぶのもポイント。

また、安物買いの銭失いよりも、上質なものを長く使う方が満足度も高いもの。整理をする頻度も少なくなるので暮らしもラクになりますよ。