結婚式は、一生に一度の晴れ舞台。挙式しない夫婦も増えているなか、せっかく挙げるのなら思い出に残る素敵な式にしたいですよね。
誰を招待したらいいのか、自己負担額はいくらになるのか、どんな演出がゲストに喜ばれるのか…気になることはたくさんあると思います。
そこで、今回“卒花(花嫁を卒業すること)”した先輩60人にアンケートを実施。ゲストの招待人数、挙式スタイル、式場見学の際のポイント、見積もりと実際にかかった金額、節約のコツなどをたくさん聞いてきました。さっそくチェックしてみましょう!
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ゲストは何人呼んだ?
打ち合わせの序盤で聞かれるのが、ゲストの人数やそのリスト。
親族のみの小規模な式にするのか、親族のほかにも友人や会社の人も呼ぶのか、呼ぶとしてもどの程度の間柄の人を呼ぶのか、呼べるだけ呼ぶのか…迷ってしまう方もいるのではないでしょうか?
- 家族だけ:8人
- 20〜29人:12人
- 30〜39人:4人
- 40〜49人:8人
- 50〜59人:6人
- 60〜69人:4人
- 70〜79人:6人
- 80〜99人:4人
- 100人〜150人:6人
- 150〜200人:0人
- 200人〜300人:2人
詳細にアンケートを見てみると、「挙げたい会場で呼べる人数にした」という声が多かった印象。どの程度の間柄まで招待していいかわからないときは、収容人数で絞っていくのが決めやすいのかもしれませんね。
100人以上を招待したという人たちからは、「これまでお世話になった人全員呼びたかった」「両家とも親戚が多く、中規模では親戚で埋まってしまいそうだった。友達も招待したかったので大人数になった」との声が聞けました。
誰を招待していいかわからない人は、「豪華にしたい」「アットホームにしたい」などの式のイメージや、「どうしてもここの会場で挙げたい」などの会場、「いくらまでに収めたい」という予算などから決めていくと絞れるかも。
どのような挙式スタイルを選んだ?
挙式には、「人前式(じんぜんしき)」「教会式」「神前式(しんぜんしき)」の3つのスタイルがあります。みなさん、どのようなスタイルを選んでいるのでしょうか?
- 人前式:12人
- 教会式:24人
- 神前式:4人
「人前式」を選んだ理由
椿山荘によると、人前式とはふたりの結婚の誓いを神仏にする代わりに、家族や友人などのゲストに証人となってもらう挙式スタイル。宗教の儀式にとらわれず、演出や誓いの言葉も新郎新婦が自由に決めることができます。また、実施する場所や服装にも決まりがありません。
そんなオリジナリティのある式を選んだ夫婦の声を聞いてみましょう。
「家族婚だったので、厳かな式ではなくアットホームな雰囲気の挙式にしたかったから」(29歳/秋田)
「子どももいて、間に挟まれながらみんなの前で誓いたかったからです」(26歳/愛知)
「仏教徒なので教会式にはできなかったため。ドレスを着るために人前式になりました」(26歳/埼玉)
「みんなと同じというのが嫌いで、オリジナリティあふれた式を挙げたかったからです」(27歳/北海道)
「教会式」を選んだ理由
結婚式と聞いて、真っ先に思い浮かぶのが教会式ではないでしょうか?教会式は、チャペルで神に愛を誓う挙式スタイル。神聖で厳かなイメージなこのスタイルは、「憧れがあった」と答える夫婦が多かったです。
「美しいステンドグラスに憧れがあったため」(23歳/群馬)
「ウエディングドレスを着て、チャペルであげたかったからです」(35歳/東京)
「教会で演奏する仕事に携わっており、独特な神聖な雰囲気が好きで、自分が式を挙げるときは絶対に教会式にすると決めていたから」(34歳/福岡)
「牧師が執り行う式に憧れがあったからです。選んだ式場がちょうどキリスト教式と決まっていたこともありました」(28歳/大阪)
「厳かな雰囲気で、思い出に残る式にしたかったから」(38歳/福岡)
「神前式」を選んだ理由
アルカンシエルによると、神前式とは神殿にて行われる日本の伝統的な挙式スタイル。和装の結婚式を挙げたい人はこの神前式となります。
「白無垢に合うスタイルで挙げたかったからです」(29歳/山口)
「相手の家の意向があったため。私自身、特にこだわりはなかったので神前式にしました」(30歳/新潟)