気をつけるべき場所の梅雨における収納対策法とは?
キッチン
料理後の換気はもちろん、モノをパンパンにしないこともポイント。というのも、パンパンにしていると風の通り道がなくなってしまうんです。
また、シンク下は水が通るので、食料品やお皿の収納はおすすめしません。これらは、シンク下ではないところに収納をするようにしましょう。
そして、食器もしっかりと乾かしてから食器棚などにしまうように意識してくださいね。
浴室
こちらも、湿気やカビが気になります。常に換気をし、最後にスクイジ―などを使って水滴を落としてから浴室を出ることで、気になるカビやうろこを防止することができます。
収納面では、床に直置きするよりも、浮かせる収納にして通気性をよくし、早く乾かせるのもひとつの方法です。これにより、床やボトル下のぬめりも防ぐことができますよ。
下駄箱
靴は、すぐに下駄箱に戻さないようにしましょう。靴を乾かす際は、靴のなかに乾燥剤などを入れておくのもおすすめです。
そして、傘も同様にしっかりと乾かしてから下駄箱に戻します。濡れた状態で戻すと、イヤなニオイの原因になることも…。
お風呂場に浴室乾燥があれば、お風呂場で濡れた傘やレインコートも一緒に乾かしておくと便利です。
もちろん、下駄箱の換気も定期的に忘れずに行い、下駄箱内には除湿剤や重曹を置いておくのがおすすめ。
重曹を使う場合は、ふたをとった瓶に重曹を入れ、そのまま置いておくか、うえにガーゼを被せて置いておくとこぼれ防止になります。重曹は100均でも購入できるので手軽ですね。
押入れやクローゼット
詰め込まない
押入れやクローゼット内は、洋服やモノをぎゅうぎゅうに詰め込まないようにしましょう。80%くらいの収納を意識して、空気の通り道を作ってあげるのがおすすめです。
そして、閉め切っていると湿度が上がりやすいので、定期的に収納空間の換気もしてあげましょう。
収納ポイント
引出し内の衣類は、立てて収納しましょう。湿気は、重いためしたにいきます。なので、衣類を重ねるよりも立てて収納すると、通気性がよくなるんです。
取り出すことのないオフシーズンの衣類は、枕棚などうえに収納してあげるとよいでしょう。
クリーニングから戻ってきたビニールカバーは、外してからクローゼットや押入れにかけます。
いま着ている衣類と分けたい場合は、オフシーズンの衣類などは不織布のカバーに入れておけば、同じ収納空間でもかんたんに収納を分けることができるでしょう。
帰宅後にすること
帰宅後のジャケットなどは、すぐにクローゼットや押入れ内に戻さず、風通しのよい場所で乾いたことを確認してから戻します。
布団を収納するなら…
布団を押入れにしまうのであれば、その日寝汗をかいた布団や枕をすぐにはしまわないようにし、乾燥させてからしまいます。そして、押入れにはすのこを入れて風通しをよくするのもおすすめです。
寝室
汗をかく布団や枕、シーツ。この時期、外には干すことが難しいため、布団は布団乾燥機を使いましょう。
マットレスは、汗を吸収してくれるベットパットを敷くと一番対策しやすいですよ。
また、ベットパットやシーツ、枕カバーはこまめに洗濯してあげましょう。
最近は洗える布団や枕もあったりするので、次回新調するなら湿気対策を意識して購入するのもひとつですね。自分で行うのは面倒という方や布団乾燥機がない方は、布団乾燥をしてくれる業者もあるので活用しても便利です。
また、寝室でサーキュレーターを使うのもいいですね。
ちょっとしたひと手間で、梅雨も快適に!
雨が多い梅雨の時期。ちょっとしたひと手間で、気持ちよく過ごすことができるでしょう。
最初に空間の掃除をしておく必要があるので、梅雨入り前の天気のよい日に収納空間などの掃除をしておくと、梅雨時期の対策もスムーズになりますよ。
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