こんにちは。韓国在住の日本語教師ライター、HAZUKIです。在韓ならではのリアルな韓国情報をおとどけしています。
きょうは、久しぶりに筆者の本業である「日本語授業」についてお話します。
日本語の授業が爆発的に増加!
実は最近、日本語の授業が爆発的に増えているんです。これが筆者の最近の平均的なスケジュールです。
ここには入りきらない早朝授業や夜のオンライン授業もたくさんあります。一番人気の土曜日は6時から23時まで入っていて、忙しい日は1日15時間ぐらい授業が入っていることも…。
授業自体は楽しくて好きなのでよいのですが、授業の準備や授業のフィードバック作成、スケジュール管理などは少し大変です。
基本的に「日曜日は授業をしない」と決めているのですが、「どうしても!」と言ってくださる生徒さんが多く、最近は日曜日でもオンラインで朝と夜のみ授業を行っています。
というのも、この時期は7月にある日本語試験や来年の昇進、海外駐在の機会を狙って…などさまざまなことに向けて勉強する人が多く、毎年忙しい時期と言えば忙しい時期なのですが、「今年はここ数年と違うな」と感じることがありました。
韓国で日本語ブーム!?
それが、趣味として本格的に日本語を勉強する人が増えているという部分です。
筆者が塾や会社で授業する場合は、日本企業で働いている人や日本企業への就職を希望する人、スペックを証明する資格証を取るために授業を聞いている人がほとんど。
ですから日本語勉強の動機が会社のため、自分の将来のためというやや現実的なものがほとんどでした。
しかしここ最近は、日本語に全く関係ないお仕事の方々が「本格的に勉強したい」と言って授業を受けることが多いです。
最近趣味で筆者の授業を申請してくれた生徒たちに、どうして日本語を始めようと思ったのか聞いてみました。
- 中学・高校のときに第二外国語として日本語を勉強したからある程度は話せると自分で思っていたが、日本旅行をしてみて全く話せなかったから
- 日本語を勉強したことはないが、日本旅行に行ってみて日本語が何となく聞こえる気がした。どうせならちゃんと勉強して、次は自由に話せるようになりたくて
- 一緒に日本旅行に行った友達が日本語ができてかっこよかったから
理由はさまざまですが、日本旅行に行ったことが大きなきっかけのようです。
このような方々は来日済みで、モチベーションが高く、目標もしっかりしているので(たとえば日本のレストランでメニューを見て注文する、お店でおすすめしてもらうなど)授業しやすいです。
ふつう授業をする生徒は資格証が取れるまで、昇進が発表されるまでなど期間が限定されるのですが、趣味で日本語を勉強される方は授業さえ気に入れば長く受けてくれる人が多いので、ここは筆者の頑張りどころですね。
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