こんにちは。無料メルマガ『「親が心配するほど勉強に夢中になる、子供への関わり方講座』で、もともと勉強嫌いで内申29だった息子を早慶附属高校3校に合格させたメソッドをお届けしている、子どもへの関わり方アドバイザーの菊地カホコです。
きょうは私のメルマガから、「受験期の子どもに早めに勉強させたい科目と経験」をご紹介します。
受験期に早めに勉強をはじめたい科目とは…?
塾では春期講習がはじまり、新学年のスタートですね。
高2の娘は、大学受験のための塾に通いはじめ「古文が全然できない!」と嘆いています。きっと高校受験のときは、古文はほぼ手つかずだったんですね…。
さて、新中3生ですが中2のときと比べ授業数もやることも増え、最初はかなり大変だと思います。
でも、できれば最初からフルアクセルを踏み込んでもらいたいですね。
いまから夏休みまでは、まだ気持ちに余裕を持って勉強できるのですが夏休み明けて9月になると、志望校の過去問を解きはじめ、一気に受験モードになります。
そして、9月の時点で「自分は合格できそうだ」という感触をある程度掴めると、やっぱり精神的にかなりいいのです。
娘は夏休みにかなり頑張って塾のクラスがあがったのですが、うえのクラスで周りと自分を比べて「自分はできない」と落ち込んでしまい、凹んで勉強量が減ってしまいました。
我が家の場合は息子より娘のほうが心配性な傾向にありました。私の経験上は、女子の方が勉強で挫折があると落ち込んでしまいがちです。
もちろん男子でも、心配になってしまう子もいます。そのため男女関係なく、心配性気味の性格の子は特に、中3の前半でアドバンテージを取っておいてもらいたいですね。
息子は、割と能天気というか精神的にタフなのか、最後の追い込みがよく効きました。男子でその傾向にあるタイプの話はよく耳にします。
私の大学受験の経験でも、途中までそんなに勉強ができると思っていなかったけれど、直前で追いあげて蓋を開けたら東大に受かっていたというケースは男子が多かったように思います。
ただ、これはあくまで私の耳にした傾向です。基本的には男子でも女子でも、直前期によい精神状態を保つため、いまからガムシャラに勉強することをおすすめします。
過去のメルマガでも触れましたが、特に英単語はある程度頭に入っていないと長文が読めず、9月からやる志望校の過去問がなかなか解けないということにつながります。
ですので、いまから英単語をコツコツと覚えていきましょうね。
塾のベースについて勉強していけば、英文法はだいたい終わりますが、英単語だけは自分できちんとやっておくのがよいでしょう。
最後に英単語を大量に詰め込むのは、なかなか厳しいですよ。