こんにちは。会社員であり、保育士としても活動する2児の母、ちほです。
私は、自身の子育てや親の介護を通して学んだ知識を、無料メルマガ「親子のゴールデンタイム~育児と介護の成長日記~」にて発信中。
脳科学や心理学、子育て論・幼児教育をもとに、幸せで豊かになれるママ目線の育て方などをシェアしています。
今回はそのなかから「仕事や子育てで疲れてしまったときに実践できるコツ」についてお話しします。
仕事や子育てで、心が疲れてしまったときは
先日の私のメルマガで、病気がちな子どもの看病して、母親の私自身も落ち込んできたという話をお伝えしました。
疲労困憊のときに、家から出る気力もないといった状態でもできたこと。それは…吸って、吐いてと、ゆったりした気持ちで深い呼吸をすることです。
大抵、体が疲れているときは浅い呼吸になりがちです。しかも、それが無意識なのでなかなか意識しないと気づきません。
大草原や、大海原、ひまわり畑、雪景色など、どこでもお好みの自然豊かな空気がおいしい場所にバカンスに来たように。
吸って、吐いてと深い呼吸をしてるだけで、なぜだか不思議ですが心にも余裕がでてきます。脳に酸素を行きわたらせて、脳の作業スペースを増やしていくイメージです。
この深呼吸を4歳の娘にも伝授してるのですが「苦しいっ」と難しそうにしています。
深呼吸ができて、浅い呼吸じゃなくなるだけで、ずいぶん人生楽になりそうなんですよね。私もついつい身体がカチカチになって浅い呼吸になりがちなので、深い呼吸を思い出して心にも余裕を持ちます。
- 適度な運動
- ストレス発散
- バランスの取れた食事
- 熟睡
- 早寝早起き
これらが全部できるならばもちろんいいのですが、できない時期もありますよね。
そんなときでも、いつでも24時間呼吸は誰でもできるので、深い呼吸をとるだけで心にも余裕もできますよ。
あなたが穏やかな気持ちが増えますように。
呼吸をして、安定してきた自分に与えたいもの
さて、ここまでは疲れ果てたときでもできるメンタル強化術で、「深呼吸がいい」とお伝えしました。
私の悪い癖なのですが「自分が休むことを許す」のがとても苦手でした。
私は仕事でも深い集中力を発揮し、デスクワークも時間を忘れてずっとできてしまうタイプ。
そのため、肩こりからくる頭痛もよくあって鎮痛剤を飲みながら、マッサージを受けて仕事に戻るといった具合でした。
あなたはどれぐらいゆっくり休む自分を許せているのか、以下の5つのチェックをしてみましょう。
- 疲れたり体調が悪くても、休むことに罪悪感を感じ、ゆっくり休むことができない
- 自分を高めるために努力し続けなければいけないと思う
- スケジュールには予定をたくさん入れていないともったいないと思う
- いまよりもっともっと頑張らなければいけない気がしている
- ダラダラした時間を過ごすと後悔する
チェックが3つ以上ついたら、無理してしまう傾向が強いと思ってください。ちなみに、私は5つともYesでした!
諸説ありますが、私たちの体内時計は90分に1度休みをとって回復するサイクルがあると言われています。90分活動すると、疲れを感じ、少し休みたいという合図が身体からやってきます。
15分休憩して、また活動するのが身体にとってちょうどいいリズムなんです。
だから、この休みたいサインが来るたびに自分が休むことを許さずに、「休んでしまうなんて、怠け者だ!」「もっともっと頑張らなければ!」「もう疲れるなんて、自分は体力がないな」などと追い込みすぎると、無理がたたり、心も身体も苦しくなっていきます。
肩の力を抜くのが上手な人は「そんなの当たり前じゃん」と思うかもしれません。
でも「ゆっくり休憩していいんだよ」と言ってもらえることって、なかなかないですよね。「疲れたら休んでいいんだよ」と自分で自分を許してあげましょう。
ゆっくり休憩したりボーッとしてるあいだになにかひらめくかもしれませんし、ストレッチしたりして血流を促すとまたパフォーマンスが高まりますよね。
というわけで「ゆっくり休んでいい」と「自分に許すことが大事なんだ」と2児の子育てをしていてやっと気づいた話でした。
- image by:Shutterstock
- ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。