整理収納作業をはじめ、イベントやセミナーの講演やキッチンショールームでの収納コーディネートなどを行なっている整理収納アドバイザーの岩佐です。
私は仕事柄、クライアントの家に伺って整理収納の作業をすることがあります。
家におじゃまさせていただくと、部屋が散らかっている家にはいくつかの共通点がありました。
今回はその共通点と、散らからない人の家にはどのような共通点があるのかをお話しします。
「散らかっている家」の共通点とは?
まずは、散らかっている家の共通点からです。
床置きする
帰宅後やモノを使ったときに、床にポンッとモノを置く方は、家が散らかっている確率が高いです。
床置きをし始めると、あっという間に部屋は散らかりだします。
床にはモノを置かないというルールや、床に置いたとしてもすぐに元に戻すというルール決めをするのがおすすめです。
帰宅後のバッグも床に置くのではなく、バッグをかける場所を設けて戻すクセをつけましょう。
床に座る生活をしている方が多い
床置きの話をしましたが、床置きしがちな生活スタイルもあります。それが、床に座る暮らしです。
床に座りながらごはんを食べたり、本を読んだり、物書きをしたり、モノを使ったり…床に座る生活は、椅子に座るよりも床への距離が近いため、使ったモノをポンッと床に置いてしまいやすいです。
椅子に座る暮らしに変更するだけでも、これまでよりも床にモノを置きにくくなります。
買い物から帰ってきてすぐにモノをしまわない
散らかる部屋に住んでいる人は、買い物から帰ってきても購入品を袋に入れたまま、床や椅子、テーブルなどに置きっぱなしにしがち。
モノが必要になったときに、初めて袋から出すなんて人もいるのではないでしょうか?
そうしていると、袋が床やソファなどにどんどん置かれていくようになります。
買い物から帰ってきたら、すぐに買ったモノを出してあげましょう。
モノの置き場所が決まっていない
モノに定位置を決めることで、使ったあとにその場所に戻せるようになります。
定位置が決まっていないと、使ったモノをその辺に置いてしまって散らかったり、モノを置いていたスペースに違うモノを置いてしまってどこにあるかわからなくなったりする原因に…。
使ったらすぐに戻せるような動線を考えて、モノの置き場所を決めてみると定位置に戻す習慣がつくはずです。