ご近所さんとは、できるだけ円満な関係を築きたいもの。そのため、引越しの際には必ず挨拶するという方も多いのではないでしょうか?
しかし、この引越しの挨拶が思わぬトラブルの原因になることもあるようです。
今回は、Webメディア「by them」が男女30名にアンケートを取り、引越しの挨拶で怒られたという方々のエピソードをピックアップしてご紹介します。
不機嫌な態度で怒られ…(27歳男性/単身/茨城県の賃貸マンション)
「大学を卒業し、就職が決まったと同時に実家を出て一人暮らしをスタートしました。
私自身、一人暮らしが初めてで引越しも初体験だったので、引越し後にするべきアクションについての知識が全くありませんでした。
両親に相談すると、『まずはお隣さんにご挨拶に行きなさい!』とアドバイスされたので、菓子折りを持って両隣に住んでいる人にご挨拶に行きました。
しかしちょうどタイミングが悪かったのか、何か取り込み中だったのか、とても不機嫌な態度で対応されて…。非常に迷惑そうな表情で嫌な感じにあしらわれました。
それ以来、両隣の人とは変な溝ができてしまい、すれ違っても挨拶すらしない関係性になりました。
約5年間そこで暮らしましたが、両隣の人とは絶対に出会わないよう意識して生活しました。いま思い出してもとても嫌な記憶です」
とても迷惑だと怒られ、後悔(39歳女性/4人家族/埼玉県の賃貸マンション)
「結婚して最初に住んだアパートに引っ越しをしたときの話です。引越し当日は挨拶ができなかったので、後日改めて挨拶をすることにしていました。
というのも、当時は夫も私も働いていて、お互い仕事が忙しく、帰宅時間も遅かったため、2人揃って挨拶に行けるタイミングは週末ぐらいだったんです。
それほど大きくないアパートだったので、同じフロアの3軒に挨拶に行きました。両隣は土日かけて挨拶ができたのですが、1件だけ挨拶ができずに週末を終えてしまって。
翌週の土日も会えなかったので、郵便ポストに一言添えて、挨拶の品を入れることにしました。
しかしそれがとても不快感を与えてしまったようで、それから数日後我が家にその方が文句を言いにきたんです。
50代くらいの女性だったのですが、『非常識だ。とても迷惑だ』とかなり注意をされてしまいました。
正解がわからなかったのですが、両隣ではなく同じフロアの人だったので、あえて挨拶しなくてもよかったなと後悔をしました」
失礼だと怒られ、深く反省…(38歳男性/4人家族/持ち家)
「引っ越し当日に、近隣の方への挨拶回りを行ったのですが、ある一軒家でトラブルが発生しました。
インターホンを押しても反応がなく、しばらく待っても誰も出てこなかったので、不在かなと思い、手紙を投函して帰りました。
しかし、後日その家の方と偶然会った際に、『引っ越しのご挨拶に伺いましたが不在のようでお会いできず、直接挨拶できなくてすみません』と話したら、『家にはいたが、出られなかった』『もし不在だったとしても、手紙を投函するのは失礼だ』と怒られてしまいました。
私の認識不足と配慮の欠如が招いたトラブルであり、深く反省しました」
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