みなさんは、恋人とどれくらいの頻度で電話をしていますか?
お互いに仕事をしている大人カップルだと「なかなか電話の時間が取れない」「ついメッセージのやり取りだけで終わってしまう」となりがちですよね。
今回は、大人カップル3組の「電話の頻度」を聞いてきました!電話するうえで決めているルールも教えてもらったので、参考にしてみてくださいね。
お互いの都合が合う限りほとんど毎日
最初に話を聞いたのは、真理子さん(25歳/会社員)です。
真理子さん:私たちは付き合って2年ほど、彼は27歳、私は25歳です。
付き合ってからきょうまで、お互いの都合が合う限りはほとんど毎日電話をしています。主に仕事終わりですね。お互い仕事が終わったら「終わったー」と連絡をして、遅く終わったほうから電話するのが定番です。仕事の愚痴を聞きあうこともあれば、次のデートの予定を立てることもあるし、「電車乗るからもう切るわー」ってなることも。通話時間は日によってまちまちですが、それでも毎日の電話はルーティンになっていますね。
――ほとんど毎日の電話を続けるにあたって、2人の間にルールなどはあるのでしょうか?
真理子さん:私たちが決めてるのは、眠いときや疲れているとき、飲み会で出れないときは無理に電話しないってことです。電話を義務にしてしまうとそのうち嫌になってきてしまうので、決して無理はしないようにしています。だから毎日ではなく、ほとんど毎日…って感じです。あとは、どれだけ喧嘩してても電話はしようね、ってことですかね。このルールのおかげで、喧嘩は大体一日で解決しまう。
――なるほど。義務にならないようにするためのルールは、毎日の電話を負担なく続けるうえで大切なことかもしれませんね。そもそも、どちらがほとんど毎日電話をしようと言い始めたのでしょうか。
真理子さん:どちらが言い出したってわけでもないですが…最初は彼からだったかな?仕事終わりに毎回電話をしてくれるんです。私のほうが仕事が終わるのが遅かった日も、わざわざ電話で「お疲れさま」って言ってくれました。それで、翌日「きょうは私からかけるね!」って連絡したんです。私たち、お互いに仕事が忙しくてスマホをあまり見ないので、LINEの返事もあまりしなくって。電話の習慣ができたおかげですれ違いも防げて、いまでもラブラブなのかなって思います。
毎週水曜日は電話の日
続いて話を伺ったのは、桜さん(27歳/会社員)です。
桜さん:私たちの電話の頻度は週に1回です。毎週水曜日は電話の日と決めて、22時から30分電話をしています。元気なときはビデオ通話も。
私と彼は同じ職場で知り合い、社内恋愛をしています。といってもお互い部署が違うのでスケジュールはバラバラですし、彼が営業部で忙しいので、一緒に帰れないこともちらほら。こんなに近くにいるのに寂しいな…と私が言い出したのが、週に一度、水曜日に電話をするようになったきっかけです。
――なぜ水曜日に電話をするのでしょうか?
桜さん:土日のどちらかはほぼ毎週会っているので、週の半ば、水曜日に声を聞くのがちょうどいいよねっていう理由です。これは彼が提案してくれました。疲れているタイミングで声を聞けば、週の後半もまた頑張れるからって言うのも理由みたいです。おかげで毎日水曜日を楽しみに仕事ができているし、週の後半は土日を楽しみに仕事ができているので、モチベーション維持にかなり役立っています!
――おふたりにとって、ちょうどよい頻度なんですね。週に一度電話をするなかで、おふたりの間で決めているルールはありますか?
桜さん:そうですね…できるときは顔を見て通話する、っていうことですかね。やっぱり顔を見ながら電話したほうが愛を感じられますし、相手の様子がわかって安心するので。あとは無理なときはお休みしてもOKとか。どうしても忙しくて疲れて電話できないときはあるので、そういうときは無理して電話をしないようにしようねと決めています。
――お互いが楽しく、そして無理せずできる電話ルールを定めておくことは電話を続けるうえで大事なことですね。毎日電話したくなることはありませんか?
桜さん:最初は毎日電話したい、声も聴きたいって思ってましたが、もう社会人なので現実的に厳しいじゃないですか。いくら職場が一緒でも部署が違えば仕事量も違うので、学生のときみたいに「会いたい!喋りたい!」って言ってる場合じゃないよなって。とくに彼は忙しい部署なので、彼のことを考えれば自然と毎日電話したいという欲はなくなっていきました。いまはむしろ週に一度の電話でどれだけ彼を癒せるかを考えています。
電話の頻度は月に1回!忙しいからこそ大事な時間に
最後に話を聞いたのはさゆりさん(30歳/看護師)です。
さゆりさん:私たちは付き合って5年、お互いに30代に突入し、そろそろ結婚を考えています。
私たちの電話の頻度は月に1回です。周りには少ないって言われるんですが、私たち的にはすごくちょうどいいです。というのも、私は夜勤の多い看護師、彼はエンジニア。お互いに忙しく、あまり時間が合わなくて…。だから無理して時間を合わせるよりも、月に1回「この日に電話する」と決めて電話したほうが楽ですね。
電話は月に1回とのことですが、メッセージのやり取りやデートはどのような頻度ですか?
さゆりさん:メッセージのやり取りはほとんど毎日…と言っても朝と夜の挨拶、たまに他愛もない話で「たまたま仕事が早く終わったから夜ご飯一緒に食べよう!」みたいな連絡くらいですね。そんな大した話はしません。
デートも月に1回です。私の休みがほとんど平日なので、月に1度は土日休みを取り、彼の休みに合わせてお泊まりデートするって感じです。
長期休みはお互いに有給を合わせて取って旅行に行きます。会う頻度も電話の頻度も少ないけれど、すれ違いを感じたことはありません。
――その頻度がおふたりの暮らしに合っているということですね。電話するうえで決めているルールはありますか?
さゆりさん:特にルールはないんですが、しいて言うなら…1回の電話を大事にしようっていう心がけですかね。月に1回だけだからこそ、適当な時間にはしたくないって言うか、時間をかけてゆっくり話して、お互いの活力にしたいよねって話してます。
忙しすぎてお互いに会えない月はビデオ通話に切り替えるとか、そういう工夫もしています。会えない分、電話で埋めようって言うか、心と心をつなぐためにとっても大事な手段だと思っています」
月に1度の電話は、付き合った当初からしていたんですか?
「いえ、最初は電話をしておらず、メッセージのやり取りだけでした。彼のほうから、毎月1回電話の日を作らないかって提案してきてくれたんです。あまりにも時間が合わな過ぎて、すれ違いの危機が頻繁に訪れていたからですかね。彼の提案のおかげで、その危機も楽々乗り越えられました。
――そろそろ結婚を考えているとのことですが、結婚するとなると話し合わなければいけない時間も増えると思います。そのときは電話の回数を増やしていく予定ですか?
さゆりさん:多分顔を合わせて話し合ったほうがいいよねというのはお互い話しているので、先に同棲することになると思います。一緒に住んで、計画を立てて、半年後くらいに結婚かなって。そのあたりのスケジュールは、この5年間でじっくり話し合ってきました。もう電話しなくても毎日声が聴けるんだ、って思うと嬉しい反面…電話の時間って結構楽しかったので、少し寂しい自分もいます。
――今回3組のカップルに電話の頻度を聞いてきました。みなさん頻度はバラバラでしたが、「無理して電話をしない」「電話の時間を大事にする」など、電話するうえでのルールを決めていましたね。こうしたルールがあるからこそ、楽しく電話でのやり取りを続けられるのでしょう。
みなさんも、ぜひ自分たちカップルのライフスタイルに合わせて、電話の頻度を決めてみてくださいね。
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