離れていても気軽に会話ができるLINEで、相手が恋人なら愛を感じる言葉を交わしあって安らぎを得たい人もいるのではないでしょうか?
自分は会話を盛り上げたいのに彼氏のほうはそっけない返信ばかり、「好き」とも返してくれない様子を見ると、落ち込むこともありますよね。
でも、外で会うといつも優しいし愛の言葉もかけてくれるのは、やっぱり愛されている証拠?
LINEでは冷たいけれど会うと優しい彼氏の心理とは、どんなものなのでしょうか。
「LINEをどう使うか」は人それぞれ
自分は「好き」「早く会いたいね」と送るけれど、彼氏から返ってくるのは「俺も」「そうだね」とうなずく言葉ばかりで積極的に愛の言葉を送ってくれることはない。
ラリーが続かずスタンプで返信を済まされるときも多くて、LINEでのやり取りに冷たさを感じる。
彼氏のこんな様子は、「私と話すのが楽しくないのかな」「実はそんなに好かれてないのかも」と不安になりますが、そもそも彼氏はどんな気持ちでLINEというツールを使っているのでしょうか。
相手の顔が見えないLINEでは、「気持ちを文章にするのが苦手」「言葉だけで全部を伝えるのは大変」「相手にどう思われるか不安」など、気軽にやり取りを楽しめないという人は男女関係なくいます。
「LINEは連絡の手段」と割り切っている人も多く、気持ちを伝えることを考えつかないし、彼女の言葉を受け取ることが愛情表現と思う男性もいるかもしれません。
LINEをどう使うかは人それぞれ考え方があり、自分は冷たく感じるけれど彼氏のほうはそんなつもりはない、なんてすれ違いはよくあることです。
では「LINEでは冷たいけれど、会うと優しい彼氏」の心の状態をチェックしていきましょう。
「会うと優しいけどLINEでは冷たい」彼氏の心理
1.気持ちを言葉にすることが恥ずかしい
彼女が目の前にいて「好き」と口にすることに抵抗はないけれど、LINEなど文章として残る形で気持ちを伝えるのは恥ずかしい、と思う男性は多いもの。
「ねだられると余計に言いづらくなる」という男性もいて、LINEで積極的に愛情表現をすることは苦手な場合もあります。
「言わなくてもわかってほしい」のが本音であることも多く、「俺も」とだけそっけなく返されたときは、冷たいのではなく照れている可能性を考えましょう。
「私ばかり好きと言ってるよね」など送ってしまうと、それが彼氏にとってプレッシャーとなり余計にやり取りを避けたくなるかもしれず、言ってくれないことを責めるのはNG。
返信に過度な期待を寄せず、愛情を伝えるときは素直さに心がけるのが愛されるコツとも言えます。
2.LINEは連絡の手段だと思っている
たとえばデートする日を決めるときやはっきりと用事があるときはてきぱきと返してくれるのに、それ以外の他愛もない会話ではあまり盛り上がらない場合、彼氏のほうはLINEを連絡手段のひとつとしか考えていない可能性があります。
LINEは気持ちのやり取りを楽しむツールではなく、その場にいなくても会話ができて決め事を進められる手段と思っているのですね。
こんな男性の場合、「文章が事務的」「テンポは早いけれどラリーがすぐ終わる」などの特徴があり、そっけなさを感じるけれど決定まできちんと話せるのは誠意を持って向き合ってくれている証拠とも言えます。
相手が彼女だからこそ、余計な感情を排除してしっかり話そうとするのかもしれません。
気持ちのこもったやり取りは難しくても、約束を決める場面などはずっと会話を続けてくれるときは、それが愛情表現のひとつと考えるのもいいですね。
3.返信の文章を考えるのが大変
会っているときや電話で話すときは、言葉を口にするだけで会話が続くので楽だけれど、LINEになると送る文章を考える時間が発生します。
この手間を苦に思わない人ならいいですが、「うまく言葉にできない」「読みやすい文章がわからない」と悩む人もいて、そのためどうしても冷たさを感じさせる内容になることもあります。
相手が彼女なら、「同じように愛の言葉を返したいけれど難しい」葛藤を彼氏は抱えているかもしれず、短文ばかりだからといって愛情が薄いと決めつけるのは危険です。
どんな話題でも既読から返信までが長かったり、返信は早いけれど短文が多かったりするときは、文章を考えることが大変な彼氏の気持ちを想像してみたいですね。
彼氏のペースに合わせてメッセージを送るなど、返信を焦らせない工夫も彼氏のストレスを減らします。
LINEでのやり取りにこだわるより、会っているときの様子が大切
本当に愛情が薄いのであれば、会っているときもLINEでのやり取りと同じように冷たくそっけなく、楽しい時間は過ごせません。
LINEと実際に会っているときで態度にギャップがあるときは、会っているときの姿を信じるのが正解です。
LINEでは避けている「好き」という言葉も、会っているときは口にするし自分と一緒の時間を大切にしてくれているとわかるときは、その様子を素直に受け取りましょう。
LINEでのやり取りに寂しさを覚えることは、一度はしっかりと伝えて彼氏の気持ちを話してもらうことも、ふたりの関係を前向きに続けるためには重要です。
愛情が薄いから冷たく感じるようなメッセージになるのではなく、彼氏のほうにLINEそのものへの苦手意識があってそうなるとわかれば、その後の受け取り方はまったく変わりますよね。
LINEは相手がそこにいなくても気軽に会話ができるツールですが、どう使うかは人それぞれの考え方があります。
彼氏がLINEをどう使おうとしているのか確認して、ふたりにとってストレスのない会話ができるよう心がけたいですね。
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