靴を脱いだとき、嫌な匂いがした経験はありませんか?実は、匂い対策をうまくできていないことが匂いの原因となっています。
そこで今回は、ブーツや革靴だけでなく、冬用のレッグウェアやレッグシューズを履いても安心できるおすすめアイテムをご紹介!
あわせて、原因や特徴、自宅でできる匂い対策もまとめているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
秋冬の足の匂い対策!何してる?
まずは、グンゼ株式会社が実施した「秋冬の足の匂いに対する悩みやその対策方法に関する調査」をご紹介します。
秋冬になると足の匂いは気になりますか?(計106票)
常に気になる:14%
たまに気になる:19%
汗をかくときに気になる:30%
気にならない/ブーツを履かない:37%
足の匂いに対して何かしらの対策をしていますか?(計97票)
している:20%
していない:80%
足の匂いに対してどのような対策をしていますか?(計104票)
消臭スプレーや足用の石鹸などを使用している:14%
消臭機能のある靴下などを着用する:13%
靴を乾燥させたり洗うようにしている:16%
していない:57%
足がクサいのは何が原因?
足の匂いが気になるのは、みんな一緒。では、足がクサくなる主な原因は何でしょうか?
原因1:汗
もともと汗は無臭です。しかし、足の裏は汗腺が多く、靴や靴下でムレたり汗をかくと雑菌が繁殖しやすくなるため、これが匂いの原因のひとつと言われています。
原因2:角質
不要になった角質や分泌された皮脂、爪の垢などが栄養となって雑菌が繁殖すると、菌が角質などを分解する際に嫌な匂い(アンモニア臭)を発します。
原因3:靴
クサい匂いが発生しやすい靴は、雑菌が好む湿気の溜まりやすいパンプスやスニーカーといった「足を覆う靴」です。
こうした靴に通気性の悪いストッキングをはくと、さらにムレやすくなり、匂いが悪化します。
足がクサくなりやすい人の特徴
実は、足がクサくなる人とそうでない人にはいくつかの違いがあり、意外な習慣が匂いの原因となっているケースも…。
ここからは、足がクサくなりやすい人の特徴を紹介します。
ストレスを感じやすい
ストレスを感じやすい人や緊張しやすい人は、足裏に汗をかきやすい傾向があります。
夏の時期や運動時に出る汗は「温熱性発汗」といい、誰にでも起こる体の反応です。
一方で、緊張や不安を感じることで出る汗を「精神性発汗」と言います。足の裏や脇、手のひらなど、限られた部位でしか発汗しません。
ストレスを感じるほど足の裏から多くの汗が出るため、雑菌が繁殖し、匂いやすくなってしまいます。
サイズのあわない靴やサンダルを履いている
足のサイズにあわない靴やサンダルを履いていると、歩くたびに靴のなかで摩擦が生じ、足の裏に雑菌のエサとなる角質ができやすくなります。
また、足元を意識することで汗をかきやすくなり、匂いにつながることもあります。
けがや水虫がある
けがや水虫が原因で皮膚が傷むと、角質がはがれやすくなったり、細菌バランスが崩れやすくなります。
これが原因で悪玉菌が増え、匂いのもとになる場合もあります。
毎日同じ靴を履く
毎日同じ靴を履いている人や、1日中靴を履いている人は、湿った状態の中で汗や皮脂が付着したままとなり、雑菌が繁殖しやすくなります。
毎日足をキレイに洗っていても、靴自体に雑菌が繁殖していれば、匂いの元となってしまうのです。
特に、高温多湿の環境で靴を保管している場合や、通気性の悪い靴を履いている場合は、靴の内部が乾燥しにくいので要注意!
自分ですぐにできる足の匂い対策!
足の匂いをできるだけ発生させないためには、定期的な足のケアや清潔に保つ工夫が必要です。
ここでは、自宅でできる足の匂い対策を紹介します。
殺菌成分が配合されている石鹸で足を洗う
前述のとおり、足の匂いの原因のひとつは「足に繁殖する雑菌」です。
足に潜んでいる雑菌を増やさないためには、殺菌成分を含んだ石鹸で足を洗い、爪の先や指の間などを、いつもより念入りに洗いましょう。
爪を切る
爪が伸びすぎていると、すき間に垢が溜まりやすくなります。
爪の垢などを栄養に雑菌が繁殖していくので、菌を繁殖させないためにも長くなった爪は定期的に切りましょう。
1日履いた靴はしっかり乾燥させる
1日中履いた靴は、風通しのよい場所でしっかり乾燥させてください。
乾燥剤や新聞紙などを靴のなかに入れて湿気を吸い取る方法や、靴用の乾燥機またはドライヤーを使って早く乾かすのもおすすめです。
また、湿気がこもりやすい靴箱も、定期的に扉をあけて空気の入れ替えをしましょう。
靴をローテーションして履く
毎日同じ靴を履くと、汗や湿気が溜まり、雑菌が繁殖しやすくなります。そのため、湿気を取り除くためにも同じ靴を続けて履くのは、なるべく避けましょう。
また、脱いだ後は靴用消臭スプレーなどの活用もおすすめです。
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