「最近、心から話せる友達がいない気がする…」「誘われることも少なくなって、なんだか寂しい」そんな風に感じたことはありませんか?
社会人になってからの友達づくりの難しさに悩んでいる方、一人の時間は好きだけれど時々孤独を感じてしまう方。そんな複雑な気持ちを抱えている方に向けて、累計会員数3500万を誇る出会い・恋愛マッチングアプリ「ハッピーメール」が成人男女200名を対象に「友達がいない人」の特徴や実態を調査しました。
この調査から見えてきたのは、友達がいないと感じる人は決して少なくないということ。そして、それぞれがさまざまな理由や背景を抱えているということです。あなたの気持ちに寄り添いながら、孤独感との上手な付き合い方や、もし友達がほしいと思った時の具体的な方法まで、詳しく解説していきます。
意外に多い?友達がいない人の実態

image by:PR TIMES
調査結果によると、友達と思える人の数について「0人」と回答した人は約1割という結果になりました。
この数字を見て、どう感じますか?「意外と少ない」と思う方もいれば、「思ったより多い」と感じる方もいるでしょう。
さらに注目すべきは、「1人〜4人」と回答した人が男性で約5割、女性で約6割を占めていることです。これは、多くの大人が「友達は少ない」と感じながら生活していることを意味しています。
社会人になると、学生時代のように毎日同じメンバーで過ごす機会は激減します。仕事や家事に追われる日々の中で、新しい人と出会うきっかけも自然と少なくなってしまうのです。
また、周りの人との立場や年齢、収入の違いが、学生時代よりも大きくなることで、親近感を持ちにくく感じることもあるでしょう。
つまり、友達が少なくなるのは、あなただけの問題ではなく、多くの大人が直面する自然な変化なのです。
友達がいない人に共通する5つの特徴

image by:PR TIMES
調査では、友達がいないと感じている人の特徴についても詳しく調べられました。その結果から見えてきた5つの共通点を見ていきましょう。
1位 1人の時間が好き
最も多かった特徴が「1人の時間が好き」というものでした。これは決してネガティブなことではありません。
マイペースで自分の時間を大切にする人は、集団行動よりも1人の時間でリフレッシュすることを好む傾向があります。
こうした人は、誰かに合わせる必要がない自由さを重視しているため、飲み会や遊びの誘いを断ることも多くなりがちです。
その結果、自然と人間関係が希薄になっていくのですが、本人にとってはそれが心地よい距離感だったりします。
2位 人に気を使いすぎる
2番目に多かった特徴は「人に気を使いすぎる」ことでした。
これは、とても優しい心の持ち主であることの裏返しでもあります。「相手を傷つけたくない」「嫌な思いをさせたくない」という気持ちが強いあまり、自分の気持ちよりも相手を優先してしまうのです。
しかし、常に気を使い続けることは精神的にとても疲れます。そのため、「人と一緒にいるより1人でいる方が楽」と感じるようになり、自然と人との接触を避けるようになってしまうのです。
3位 人と話すのが苦手
3番目は「人と話すのが苦手」という特徴です。「自分に自信がない」「緊張しやすい」といった性格の人は、相手と何を話せばいいのかわからなくなることがよくあります。
会話が噛み合わなかったり、沈黙が続いたりすると、その場の空気が気まずくなってしまうことを恐れて、最初から人との接触を避けてしまうのです。
コミュニケーションへの不安が、友達作りへの積極性を奪ってしまっているのかもしれません。
4位 人を信用できない
4番目の特徴は「人を信用できない」ことです。過去に裏切られた経験がある人や、もともと警戒心が強い人は、なかなか他人を信頼することができません。
しかし、友達になるためには、お互いに心を開いて信頼関係を築くことが欠かせません。人を信用できないと、自分のプライベートな話をすることも難しくなり、相手にとっては「心の壁がある人」という印象を与えてしまいます。
5位 他人に興味がない
最後の特徴は「他人に興味がない」ことです。相手に興味を持てないと、会話をしていても適当な相槌を打ったり、質問をしなかったりして、会話が盛り上がりません。
また、相手の気持ちを察するのが苦手で、自分のことばかりを優先してしまう傾向もあります。このような態度は相手に「自分勝手な人」という印象を与えやすく、友達関係に発展するのが難しくなってしまうのです。
孤独感を感じる人は約4割。その時の対処法は?

image by:PR TIMES
興味深いことに、友達がいない人の中でも「孤独感を覚えることはない」と答えた人が約6割を占めていました。
これは、趣味に没頭していたり、仕事に集中していたりして、一人でも充実した時間を過ごしている人が多いことを示しています。
一方で、「孤独感を覚えることがある」と答えた人も4割を超えており、決して少なくない割合です。予定がない休日や落ち込んだ時など、ふとした瞬間に寂しさが心に忍び込んでくることがあるのかもしれません。
みんなが実践している孤独感の紛らわし方

image by:Unsplash
孤独感を覚えたことがある人たちは、どのようにしてその気持ちと向き合っているのでしょうか。調査からは、以下のような対処法が見えてきました。
家族と過ごす時間を増やす
「空いた時間はできるだけ家族と楽しく過ごす」「家族と一緒に過ごしたり、漫画を読んだりして家でゆっくり過ごす」という声が多く聞かれました。
友達はいなくても、家族との時間を大切にすることで、温かい気持ちを感じることができるのです。
趣味や仕事に没頭する
「趣味や仕事などひとつのことに没頭する」「1人でできる趣味や遊びで気を紛らわせる」といった方法も人気です。
読書や映画鑑賞、ゲームなど、物語の世界に入り込むことで、孤独感を忘れることができます。
ペットとの時間を楽しむ
「ペットと遊んだり家族と話したりする」という回答もありました。動物との触れ合いは、無条件の愛情を感じさせてくれて、心を癒やしてくれる効果があります。