みなさま、こんばんは。アロマコンサルタント奈南有花です。
暑い日が続きますね。今日も、日差しが強かった。
そして夜になると、ふっと疲れが押し寄せてくる…。しかも、体は疲れているのに頭だけがぐるぐる回ってしまうことってありませんか?
あれこれ考えて眠れない。やらなきゃと思っていることが頭から離れない。
そんなときこそ、香りの力で「思考のスイッチ」をOFFにする時間をつくってみてください。
モヤモヤ思考は「脳疲労」のサインかも

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私たちの脳は、静かにしていても実はフル稼働しています。
あれこれ考えてしまうのは、日中がんばって働いた頭が、夜になってもクールダウンできずに、「脳内おしゃべり」が止まらない状態になっているのかもしれません。
そのままだと、眠りの質が下がったり、翌朝もスッキリしなかったり…。
だからこそ「考えない時間」を意識的につくることが大切なんです。
思考を静めてくれる精油たち
考えないことは、意外と難しい。そんなときこそ、香りの力を使います。
フランキンセンス
深く神秘的な香りで、呼吸をゆっくりと整えてくれます。
古くから瞑想や祈りの場で使われてきた精油で、「今、ここ」に意識を戻してくれる香りです。
サンダルウッド
温かみがあり、どこか安心感のある香り。思考が散らかっているときに、やさしく包み込んでくれるような感覚があります。
最近は、インドのマイソール産のサンダルウッドがかなり減ってきてしまいました。
オーストラリア産の方が安価ですけど、香りの深みでいえば、やはりインド産がおすすめです。
ラベンダー
安眠の定番ですね。ただの「リラックス」だけでなく、心と身体のバランスを整える力がとても優れた精油です。
もし寝る前に使うなら、少し香りの柔らかいフランス産がおすすめです。
ブルガリア産は香りが華やかですが、寝る前に嗅ぐのは少し強いかもしれません。
おすすめの使い方。眠る前の深呼吸タイム
- ティッシュやコットンに1滴 → 枕元に置く
- お湯を入れたマグカップに1滴 → 湯気と一緒に吸い込む
- 寝室の灯りを落として、香りと一緒にゆっくり深呼吸
「もう、考えなくていいよ」
そんな風に、自分の頭と心に声をかけてあげてくださいね。
最後にひとこと
一日の終わりは、「やらなきゃ」じゃなく「ととのえる」ことを大切に。
香りがそっと寄り添って、あなたの夜を、静けさで満たしてくれますように。
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