目標金額は「2,000万円」が多数

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老後資金の目標金額については、「1,000万円超2,000万円以下」と答えた人が26.6%で最も多く、特に「2,000万円」という数字を挙げる人が目立ちました。
老後資金の話題で「2,000万円」という金額がよく取り上げられることもあり、ひとまずの目標にしている人が多いと考えられます。
「ひとまずは2,000万円が目標だが、多ければ多いほうがいい」「いくらあっても不安なので、できるだけ多く」という声も複数寄せられました。
一方で「未定」と答えた人が27.6%いたのも特徴的です。
まだ夫婦間で話し合いを始めたばかりという準備段階の人もいれば、「決めてないし貯められるイメージがつかない」「2,000万円はもう間に合わない気がするので決めていない」と、諦めムードの人も…。
老後資金の準備で苦労していることランキング

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実際に老後資金を準備する上で、多くの人がさまざまな困難に直面しています。
どんな課題があるのか、とても現実的な回答がそろいましたので見ていきましょう。
5位 収入が増えない(約10%)
「物価は上がっているのに給料は増えない」「昇給が見込めない」という声が寄せられています。
非正規雇用で賃金が上がらず、いつ仕事を失うかわからない不安を抱えている人もいました。
家庭の事情で働く時間を増やせない、副業を始めたいけれど何から手をつければいいかわからないという悩みも。
生活費に余裕がない状態で収入も増えないと、老後資金に回せるお金が生まれないのは当然です。
4位 資産運用の知識がない(12.0%)
「NISAなどの知識がなく、始めてみたいが手をつけられない」「知識がなく、勉強する時間もない」という声が多く聞かれました。
「預貯金だけではお金が増えないから投資をしましょう」とよく言われますが、どの金融商品を選べばいいのか、どのように投資すればいいのかわからない人は少なくありません。
知識や経験がないことで、リスクへの不安も大きくなってしまいます。
仕事や家事育児で忙しく、勉強する時間が取れないという現実的な問題も。
公的機関や金融機関の初心者向け情報を活用するなど、少しずつ学んでいく姿勢が大切になります。
3位 今後教育費がかかる(12.4%)
子どもを育てている家庭では、老後資金とともに教育資金の準備も大きな課題です。
「まずは子どもの学費貯金で精一杯」「今はまず教育費が心配で、老後の資金まで考えられない」という声が寄せられました。
子どもの人数や進路によって必要額が大きく変わるため、将来の支出が読みづらく不安につながっています。
実際に「子どもの留学資金が思ったよりかかり、老後資金として貯めていたお金で賄った」という人もいて、計画通りにいかない現実も見えてきます。
通常は教育費のかかる「子どもの高校~大学進学」より後に「親の老後」が来るため、まずは教育費優先になるのは自然な流れと言えるでしょう。
2位 物価が上昇している(21.0%)
物価上昇が苦労の原因となる理由には、二つの側面があります。
一つは「現在の物価上昇によって生活費が増えるので、老後資金に回せるお金が減る」という点。
もう一つは「将来にわたって物価上昇が続くことで、老後資金としていくら必要なのかが見えにくくなる」という問題です。
「今の目標金額で将来本当に足りるのか」「インフレが進行するのではないか」という先行き不透明な状況に、多くの人が不安を感じています。
未来のことは誰にもわからないため、定期的に見直す前提で準備を続けるという現実的な考え方が大切になります。
1位 日々の生活費で精一杯(44.0%)
最も多かった回答は「日々の生活費で精一杯」で、44.0%と約半数近くの人が挙げました。
老後資金の準備における最大の壁は、「そもそも準備に回せる余裕がない」という点だとわかります。
「今の生活費でカツカツなので、なかなか貯金に回すお金を捻出できない」「食費などが高くて貯金ができない。毎日の生活で疲れていろいろ買ってしまい、貯金ができない」「生活費を切り詰めているが、なかなか余剰資金を確保できない」という切実な声が多数寄せられました。
将来の生活も大切ですが、今の生活が破綻してはいけません。危機感や意欲はあっても、経済面でのハードルが高く、老後資金の計画自体が立てにくいと感じている人が多いのです。
解決策としては、「少額でもいいので自動で積み立てられる仕組みをつくる」「収入を増やす」「家計を見直す」などがありますが、それすら難しいという現実もあります。
まとめ
準備を進めたくても何をすればいいかわからない。日々の生活で精一杯…。このように、今回の調査結果からリアルな現実が見えてきました。
完璧な準備は難しくても、まずは「できることから始める」という姿勢が大切なのではないでしょうか?
家計を見直したり、少額からでも自動積立を始めたり、自分に合った方法を見つけていくことで、少しずつでも老後への備えを進めていくのが良いかもしれません。
これを機に、老後の安心のためにも、自分の子どもたちのためにも、ぜひ老後資金の準備に向けてアクションを起こしてみては?
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