皆さん、こんにちは。鍼灸師の米倉まなです。
カレンダーをめくれば、もう6月。しとしとと降る雨や、どんよりとした曇り空が増える季節になりました。
- なんとなく体がだるい
- 朝、起きるのがしんどい
- 小さなことでイライラしたり、落ち込んだりしてしまう
そんな風に感じていませんか?
実はその状態、この時期特有の「湿気」と「気圧」が、私たちの心と体にいたずらをしているせいなのです。
今日は、東洋医学の知恵を借りながら、6月を健やかに、そして少しでも軽やかな気持ちで過ごすための「メンタル養生」についてお話しします。
1. なぜ6月は「心が重く」なるのか?

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東洋医学では、6月の長雨の時期を「長夏(ちょうか)」や「湿邪(しつじゃ)」の季節と呼びます。
空気中の湿度が高くなると、体の中の水分代謝が滞りやすくなります。これを「水毒(すいどく)」と呼びます。
体に余分な水が溜まると、まるで濡れた重いコートを着ているような感覚になり、それがメンタルにも影響を及ぼします。
- 体への影響: むくみ、頭重感、胃腸の不調
- 心への影響: 思考がまとまらない、やる気が出ない、不安感が強まる
さらに、低気圧が続くと自律神経の「副交感神経」が優位になりすぎてしまい、体が「お休みモード」から抜け出せなくなります。
これが、6月の独特のだるさの正体です。
2. 「湿気」を払って心を軽くする3つの習慣

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心が湿っぽくなっている時は、まず「体の中の湿気」を追い出すことから始めましょう。
1)「香りの力」で気を巡らせる
湿気が多いと、エネルギー(気)の流れが停滞します。そんな時は、香りの強い食材やアロマを取り入れてみてください。
- 食材: 紫蘇(しそ)、パクチー、三つ葉、ミント、生姜
- 飲み物: ジャスミン茶やハーブティー
これらは、滞った「気」をパッと散らして、モヤモヤした気分を晴らしてくれます。
2) 「除湿」を徹底する
精神論ではなく、物理的な環境を整えることが一番の近道です。
「雨だから」と締め切らず、エアコンの除湿機能や除湿機をフル活用してください。
部屋の湿度が下がるだけで、脳の不快指数は劇的に下がります。自分自身の身を置く「空気」を軽くしてあげましょう。
3) 胃腸をいたわる(「脾」の養生)
東洋医学では、思い悩みすぎると胃腸(脾)を痛め、逆に胃腸が弱るとクヨクヨしやすくなると考えます。
冷たい飲み物や甘いものの摂りすぎは、体の中に「湿」を溜め込む原因になります。
6月こそ、温かい飲み物を選び、よく噛んで食べる。これだけで、心の安定感が増していきます。


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