こんにちは。意識研究が好きなエッセイスト・絵描きのジュンです。今回は「自分の本音がわからない」というメルマガ読者の方からの質問にお答えします。
QUESTION
44歳の男性で、妻とふたりの息子と暮らしています。介護の仕事をしています。悩みは、自分自身の本音がわからないことです。
何がしたいのか?どうなりたいのか?
日々の仕事で神経を消耗し過ぎて、家に帰ってきたら、風呂に入るのも、歯を磨くのも、面倒臭くなっています。職場も、まわりの職員もいっぱいいっぱいなのか、ピリピリして怖いです。辞めたいけど、ほかよりも条件がよいので辞められません。
何かいいアドバイスがあれば、よろしくお願いします。
「休むこと」を許さないのは誰?
Tさんメールありがとうございます!ポイントはココです!
「日々の仕事で神経を消耗し過ぎて、家に帰ってきたら、風呂に入るのも、歯を磨くのも、面倒臭くなってます。」
いまってかなり疲れてると思うんですよ。疲労してるときには、私もやる気なんて起きません。何がやりたいかな?とか、これからどうしたいかな?とかも、出てこないと思います。
大丈夫です。それで全然当たり前。まずは、新しく何かやるよりも「いま純粋にしたいこと」をしましょう!
いまって、ゆっくり休みたいんじゃないでしょうか?睡眠、休息、リラックス、大事です。
でも、頭がそれを許さなかったりしませんか?やるべきことがいっぱいあるんだ!だから何もしないなんて無理…って思うとしたら、なおさら休息ですっ!
抜けない「疲労」の原因は?
仕事は確かに疲れます。自分のペースで動けなかったり、まわりの反応に意識が向いて、頭のなかは大忙し…。でも、そんな疲労のほとんどは、自分の頭で作ってる「余計な思考」だったりします。
この人は、自分のことこんな風に思ってるんじゃないか?とか、もっと自分は頑張らなきゃいけないな、とか。仕事しながら、意識は「いま」になく、あちこち飛んじゃう。
過去の失敗を悔やんだり、未来の不安に意識向けたり。うちら人間って、器用にそんなことしながら、「いま」とは違う時間を過ごしてたりします。
疲れるのは、そこなんです。疲れるのは、単に「いまにいない」から。
いまにいながら、意識を違うとこに飛ばすから、その抵抗が疲労を生みます。いまにいて、意識もいまにいれば、そこには何の抵抗も起きないですよね?
でも、うちらはいつも常に「いま」にしか存在できないのに意識を過去や未来に飛ばすから、エネルギー漏れが起きて疲れちゃう。