2021年を豊かに生きる秘訣
2020年も残すところあとわずか。まもなく2021年がはじまります。
2020年。突如として現れた新型コロナウイルスは、世界の政治や経済から個人の生活スタイルまで一変させてしまったといっても過言ではありません。いま、わたしたちは後世の歴史に残るような貴重な時代を生きています。
そして、まもなく訪れる2021年は、いったいどのような年になるのでしょうか?「不運に陥る人と幸運に恵まれる人の違い」や「2021年に運気アップする過ごし方」などを、「2021年を読み解く3つのキーワード」とともに解説しましょう。
キーワード1.「ハートで生きる」
2020年12月22日(火)に、木星と土星のグレートコンジャンクションがみずがめ座0度の位置で起こり、同時にグレートミューテーションが起きます。
「グレートミューテーション」とは、元素の切り替えのこと。
やぎ座の地の元素(エレメント)からみずがめ座の風の元素(エレメント)へ。これまで続いた「地の時代」から「風の時代」へとエレメントが切り替わるのが、2020年12月22日(火)。実に約240年ぶりの現象です。
2020年12月22日以降、ほとんどのグレートコンジャンクションは風のエレメントで起きることになります。この日を境に、木星と土星が風の星座であるみずがめ座で重なり、いよいよ「風の時代」へ本格的に突入していきます。
「風の時代」とは
風の時代であるみずがめ座は、組織・国家・資本主義、富の独占など、社会の既存のルールから自由になって、社会を変えていく人たちが活躍する時代。人間性に基づいて社会をゼロから作りあげていきます。そのため今後は、国家や家族のカタチ、人々の習慣はことごとく変化していきます。
これまで当たり前と思って無意識に受け入れていた「常識」「ルール」「伝統」。それらはいまを生きる人たちにそぐわないものとなって、不用意に苦しめる要因であることが明らかになっていきます。
「幸せとはなにか?」
これまでは国が制度を作り決めてきました。それが常識やルールとなって、「みんな〇〇して当たり前」という雰囲気を作りだしてきました。しかし本来、幸せのカタチはひとりひとり異なります。
2021年からは、誰かに決められたルールや常識に沿って生きるのではなく、自分のハートが求める生き方へと変化していくことでしょう。
このときに大切なことは、「精神的な自立」。
「自分の幸せを人に決めてもらいたい」という依存的な生き方をしていると、不本意な人生になっていきます。
ポイントは、まわりの意見よりも自分のハートのささやき声に耳を傾け、そのハートが喜ぶ生き方をすること。
人生に正解・不正解はありません。人生は楽しむためにあります。小さな喜びで満足することなく、もっとたくさんの喜びを受けとっても大丈夫。「常識」といった小さな枠に自分をはめ込もうとして不要に苦しむことはありません。
自分はもっと幸せになっていい。それこそ非常識なぐらい幸せになっていい。その許可を、ほかのだれからでもないご自身に出すことが「ハートで生きる」ことなのです。