人生を好転させる力
「人生を好転させたい!」あなたはそう思っていますか?「はい、もちろん!」そういうあなたの声が聞こえてきそうです(笑)。好転させたくない人って多分いないよね、みんな幸せになりたいのだし。
でも、なかなかよい方向に転じてくれないって思っている人もいるかもしれません。それは「現実」が重い、重すぎるって感じているときや、実際そういう環境だったりする場合かな。家族や地域の問題を抱えているとそうなりがちなのかも…。
私も人生の前半はとても重い現実を過ごしていました。
両親の商売が上手くいかず倒産、夜逃げ同然の引っ越し。祖父母の死、両親の離婚、愛猫・愛犬との別れ、相次ぐ引っ越し。母の新しいパートナーとの不仲。
高校3年生の秋、「女に学問はいらない」という、まるで明治時代のような母のセリフで大学に進学できなくなったこと、姉のこと、弟のこと、そして自分の病気etc…さまざまな“事件”が高校卒業後まで続きました。
20歳のころにはヘトヘト…。未来への希望なんて感じられず、「早く人生が終わればいいなあ」と思っていました。
当時の私は少女漫画に没頭していました。漫画家になりたくて作品を書いては投稿していました。佳作ですが入選したときの喜びをいまでも覚えています。
漫画の世界は夢や知識にあふれていて毎週ワクワクして本屋に通ったものです。漫画の世界が唯一の救いでした。あのとき、夢を与えてくれた作家さんたちは、いまでも私の尊敬する存在です。
私を救ってくれるのは
苦しい時代の私を支えてくれたのは親でもなく恋人でもなく友人でもありませんでした。
そして思ったのです。「人間が一番当てにならない。信用も信頼もできない。自分を救うのは自分だ!環境に振り回されるのは、もうまっぴらだ!自分の信念、夢、理想を形にしていこう!」と。
私の人生を好転させてくれたものは漫画や音楽、演劇でした。占いも大好きでした。歌って踊る宝塚やジャニーズも私を明るく華やかな気持ちにさせてくれました。
「好転」という文字が示すように「好き」は「転ずる」力を産み出します。 私はいつも「自分の好き」を軸に置く事で人生をクリエイトしてきたように思います。他人からみればわがままなのかもしれませんが、「人生の前半、耐えがたきを耐えたのだからいいじゃないか」というのがいまの私の気持ちです(笑)。
これからは楽しいことしかありません。だって、そう思っているのだから。人生は思った通りになるのだから、きっと私の人生はバラ色ですよ。
お金のことも老後のことも心配しようと思えばいくらでも種は尽きません。新型コロナだってそうです。でも心配や不安はそのような現実を引き寄せるだけです。
ということで、「人生の後半を好転させる」私の計画。
「嫌なことはしない。嫌な人とは接触しない。心を清く保つ。お金と仲良くなる。体を養生させる」
もし嫌なことをしなければならないときは、「私ってすごいね。根性あるよ。嫌なことでもちゃんとやってる」とほめることにしています。
嫌な人と接触するときは第三チャクラをしっかり閉めて、心への侵入を防ぎます。そしてそんな努力をしている自分を褒めます。ご褒美は果物、チーズそしてお酒です(笑)。
大丈夫、きっとあなたも乗り越えられますよ。
- image by:Unsplash
- ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。