こんにちは。恋愛相談教室などで1万2000人以上のかたにアドバイスをしてきた、恋愛相談師マーチンです。
恋愛相談教室で「彼氏の両親と食事をすることになったのですが、支払いはどうしたらいいですか?」とご質問いただきました。
そこできょうは、彼氏の両親との食事会をテーマにお話ししましょう。
食事会、支払いはどうする?
Aさん:先生、彼のご両親と食事をすることになったんです。
マーチン:よかったじゃないですか! おめでとうございます
Aさん:でも、私たち結婚の話が出ているわけではないので“彼女を紹介”っていう感じなんです。
マーチン:そうでしたね、まだお互いに結婚は考えていないんでしたね。
おふたりとも30歳ちょうどなので、僕的には考えてもいいと思うのですが、それは余計なお世話なのでよしとしましょう!
Aさん:はい。それで、今回は彼とご両親からお誘いいただいたのですが、お金をどうしたらいいかと思って…。
マーチン:うんうん。
Aさん:人数多くなるし、自分の分は払いたいなと思ってまして…。いつお渡ししたらいいのかと、あとは手土産をいつお渡ししたらいいかと。
マーチン:なるほど!
はい、みなさんどうでしょうか。このような場合、お金、手土産はいつお渡ししたらいいと思いますか?
厚意は謹んでお受けしましょう!
お会計が終わった後に渡す、後で彼にお渡しする、手土産のなかに「食事代」と書いた封筒を入れてお渡しする、など案はたくさん出てくると思います。
ですが!これは「ご厚意に甘える」が正解です。
お金をちゃんと払おうという姿勢は、とてもいいと思います。だから、お会計時にたとえば1万円を出して、「これ、私の分です」とお伝えするのは、してもいいと思います。
ただ、おそらくはそこで彼のご両親が「いえいえ、きょうは大丈夫ですよ」と仰ってくれる可能性が高いです。
そのときは「えっ、すみません。ありがとうございます!」と笑顔でお受けするのがよいマナーになります。
それを押して「いえ、自分の分は自分で支払います!」と言って払ったら、「この子、お金を出そうとする姿勢はいいけれど、強情な人だねぇ(苦笑)」と悪い評価になってしまう可能性が高いです。
ほかの場面もそうですが、他人のご厚意は、基本ありがたく頂戴するのがよいです。そして後日、お礼の贈り物をしたり、お手紙を送るとよいわけです。
たとえば、お持ちした手土産を受け取っていただけなかったら、悲しいですよね。ありがたく頂戴するのがいいというのは、そういうことなのです。
手土産を渡すのはお店を出て「ごちそうさまでした」とお礼をしたあとがよいと思います。
ただ状況次第ですので、食事が終わって席を立つとき、お別れするときなどのタイミングでもよいと思います。臨機応変に判断しましょう。
また、ご実家に招待していただいた際は、「はじめまして」のご挨拶をしたあとか、席に座る前がよいですよ。