結婚できない方の多くが、「結婚とは〇〇でなければいけない」と自分でルールをつくってしまいます。それが呪縛となって、その線を越えられない人がたくさんいるのです。
たとえば、「結婚は大恋愛の末にするもの」という観念。実は、多くの女性が勘違いしがちなのがこの点です。
もちろん、それが間違っているわけではありません。それも、正解です。その上で、恋愛と結婚はまったく違うものと知っておくことが必要なのです。
短距離走と、長距離走
恋愛は勢いがあるもの。短距離走のように、少しの我慢で走り抜けることができます。それに対して結婚は、10年、20年、30年、40年…と長距離走のように続いていきます。
そう考えたとき、相手をチェックする観点が変わってきませんか?
人生には、それぞれのステージがあります。10代には10代にしか見えない世界があって、20代には20代しか見えない世界がある。
年代によって見える景色や環境、感じることは大きくちがうものです。
だから、20代の方が30年後の50代になった自分を想像することは難しい。そのときどきでしか、大切な観点に気づけないでしょう。
そのため、結婚というスタートラインに立っていない状態で、将来のことを考えすぎると理想論で終わってしまうのです。
そうならないためにも、きょうはごくごく当たり前のことを、シンプルにお伝えしましょう。