「ナルシストは嫌われる」という印象をお持ちの方も多いと思います。もちろん、苦手に感じる方もいらっしゃるかもしれません。
でも、一概にはそうはいえないのです。というのも、モテる方のなかには、ナルシストな方も多く存在するからです。
ナルシストであることの重要性
たとえば、化粧品の営業が「この美容液は、見た目が悪く、あまり美容にも効きません。値段も高いし、臭いんです!」といったとする。
そんな商品、あなたは買いますか?まちがいなく、買わないと思います。モテないのは、それとまったく同じこと。自分が自分のことを買ってないからなのです。
「輝けない」と思っている方は、この営業と同じことをやってしまっている可能性が高い。自らの評価を下げてしまうような言動はとっていないでしょうか。
ナルシストな人は、自分の魅力をわかっています。そして、自分自身を買っています。たとえ最初は勘違いだったとしても、「こう在りたい」という思いが強いため、少しずつ理想の自分に近づいていくのです。
ハイレベルで勝負する自分が好きだから、ナルシストになる。ナルシストだから、ハイレベルなパフォーマンスができるのです。
「モテるナルシスト」と「モテないナルシスト」
重要なのは、同じナルシストにも、「モテるナルシスト」と「モテないナルシスト」がいるということ。
「モテないナルシスト」は、表面ばかりで態度だけ大きくなり、偉そうになって終わり。しかし、本物の「モテるナルシスト」は違います。ハイパフォーマンスの後は、「みんなのおかげ」という気持ちに切り替えるのです。もちろん、表面上ではなく、本心でそう思っているのです。
偉い人って、偉そうにしている人ではなく、堂々としている。「ハイパフォーマンスはみんなのおかげ」とどっしり構えている。だから、まずは「本物のナルシスト」になるために、自分を買ってほしいのです。ここでの「自分の買う」というのは、認めてあげるということ。
「私ってダメなんです。自信ないんです。魅力もないんです。モテないんです。お金もないんです。だから買えません」ではなくて、「自信がない。それがどうした!失うものは何もないじゃないか!思い切って失敗しても大丈夫だ!」ってね。
自分で、少しずつ自分を買ってあげる。そしたら、少しずつ売れていきます。「あなたに会いたい」とか「あなたに頼りたいことがある」という人が出てくるのです。
そしたら、自信も出てくる。自分を売りたかったら、輝かせたかったら、自分がまず自分を買うこと。だから、ナルシストになって良いのです。
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