世界中で猛威を振るっている新型コロナウイルス。連日の報道を受けて、不安で心が押しつぶされそうだという方もいるかもしれません。
今回は、潜在能力を引き出し、なりたい自分になるトレーニングプログラム「ほめ日記」の創設者・手塚千砂子さんのメルマガから、「非常時の不安に打ち勝つ心の持ち方」をご紹介します。
新型コロナ情報に不安が膨らむ…
みなさん、体調を崩していませんか。心が沈むと免疫力も沈みますので、こういうときこそ、自分をほめ、自分を励まし、強い気持ちを持ちましょうね。
あなたのパワーが、あなた自身とまわりの人を守ります。周囲の不安に巻き込まれないように、意識的に明るく過ごすようにしましょう。
Zさんからの質問
不安がどんどん膨らんでくる自分に嫌気がさしています。
もともと心配性で、それを変えたくて「ほめ日記」を始めて、自分ではかなりポジティブに考えられるようになったと思っていたのですが、今回の新型コロナウィルスの騒ぎで、また私の心配性がぶり返しました。
自分が情けないのと、不安感とで、「ほめ日記」も書けなくなってしまいました。娘は大学生なので、小さなお子さんがいる人より気持ち的にはラクなはずなのですが、不安から気持ちが離れません。
どういう「思い方」をしたらいいのか、教えてください。
非常事の心の持ち方は?
Zさん、以前の不安性が出てしまったのですね。今回のコロナウィルスの猛威によって、世界規模で不安が広がっていますから、あなたが以前の思いグセをぶり返したとしても、仕方がないことです。
自分を情けなく思ったり、嫌気がさしたりと、これも以前のクセだと思います。この先どうなるのかわからないという今回の非常事態に、私たちがとるべき態度、行動、心の持ち方について、押さえておきたいと思います。
まず、次の点をしっかり切り替えて、自分を責めるのはやめましょう。
「ほめ日記」を書いてきたあなたならできるはずです。不安や負の感情は気分の落ち込みを誘い、免疫力を下げてしまう可能性がありますよ。