思春期とはいつを指すのか。調べると以下のような記述を見つけました。
「子どもが大人へと成長するための移行期間を指し、8歳頃から17、18歳ごろまでの時期に相当します」
「小学生高学年あたりから始まる第2次性徴に伴い、身体が子どもから大人へと大きく変化する時期」
日本産婦人科医会より引用
このように12歳くらいから18歳くらいまでとするものもあるようです。いずれにせよ、我が家の長男は中学2年生。13歳なので、間違いなく思春期に突入しています。
思春期男子との関わり方
思春期は、体も心も大きく変化する時期。言葉にするのは難しい苦しさや葛藤にさいなまれることもあると思います。
私自身、中学2年生くらいから高校2年生くらいまでが1番反抗的で、「人生とは?」と悩んだり、大人への不信感を抱いて、親とも距離をとっていたような気がします。
うちはシングルマザー家庭だったこともあり、かなり母親が厳しい一面がありました。特に、女子特有の心配があったのか、門限や電話などがとても厳しく、しょっちゅう怒鳴られていました。
友だちづきあいや、男の子との付き合いに関して厳しかったので、私は余計嘘をついたり、コソコソしていたのを覚えています。そのせいで一層ぶつかり、大げんかしたり、家出をしたことも…。
そんな経験もあったので、私はもう少し我が子に対して片目をつぶるくらいで関わっていきたいという思いがあるのです。
中学2年生になった長男ですが、とくに反抗的な様子もなく、小学生時代と変わらぬ満面の笑みで私にお菓子を分けてくれたり、お気に入りの音楽を聴かせてきたり、学校やお友だちの話をうるさいくらいに話してくれます。
「お風呂はいりなさい」「勉強そろそろしといたほうがよいんじゃない?」「ちょっとこれお願い」などの私の指示やお願いにも「は〜い」と素直なお返事がほとんど。とても良好な関係を築けています。
そんな私が、中学受験が終わってからこの1年間、心がけていた思春期男子との関わり方を、きょうは簡単にお伝えしますね。
1.基本ガミガミしない
「男の子だからなのか」は、女の子を育てたことがないのでわからないのですが、脱いだ靴下やシャツは洗面所の目の前の廊下に脱ぎ捨ててあったり、足の踏み場がないくらいサッカー道具、脱いだ服で自室が散らかっていたり、ゲームに夢中で動かない…そんなイライラポイントは結構あります。
しかしそれらを、毎日くどくどガミガミいわないようにしています。
「脱いだ靴下は洗濯機にいれて!」「部屋片付けなさーい!」と、大きい声でいうのは1週間に1回くらい。あとは日々、片目をつぶっています。
電車通学、学校生活、部活…子どもなりに頑張っている。そのうえ、生活態度のことをリラックスしたい家で毎日ガミガミくどくどいわれたらうんざりしちゃいますよね。なので、軽くスルーしているのです。