仕事が多忙で協力できない…
逆に、奥さんが奴隷のように動いてばかりいるご家庭だと、男性からの愛情を知らずに育ってしまうのです。結果、恋愛でつまずいたり、結婚生活が上手くいかなかったりするケースもでてきますので、しっかりと奥さんに気持ちを伝えていきましょう。
もし、仕事が忙しくて家事や育児が手伝えないような生活スタイルの場合は、休みの日などに「いつもありがとう!母さんが家事も育児も頑張ってくれているから、本当に感謝しているよ」と、労いの言葉を子どもがいる前でかけてあげましょう。
この言葉を聞いただけでも、娘はお父さんが好きになります。こうした愛情伝達を意識しながら、子どもの話を共感的に聴いていければなおよいです。
そして、思春期育児の基本中の基本である「何かを伝えたいときは、反論ではなく意見で」これを守りつつ、会話を楽しんでいきましょうね。
思春期で無口になってしまった場合は、奥さんと存分にお子さんのいいところを話し、お正月で帰省した際にはおじいちゃん、おばあちゃんにお子さんの頑張っているところや、いいところをたくさ聞かせてあげましょう。
子どもは、自分のことを話しているのをちゃんと聞いているので、態度とは裏腹に心ではとても喜んでいます。この時期特有の不機嫌な態度に振り回されないことも、合わせて覚えておいてください。
きょうの実践課題
思春期の娘との関係でいま、悩んでいることはありますか?それはなぜ、そうなのか考えてみましょう。
配偶者に感謝の気持ちや愛情を伝えていますか?伝えていない場合はなぜそうなのか、理由を考えてみましょう。
思春期の娘に反抗されたときについて、子どもとの関係の他にも、配偶者との関係が上手くいっていたか考えてみましょう。
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