派手すぎず上品に、わざとらしくなく…
そして、どのくらいの身だしなみでスタンバイするかという問題。
ご質問を読んでいて、なんとなくこの状況、「これから同窓会なんです」というお客様がメイクをされにスタジオにいらっしゃるときと似ている、と思いました。
同窓会に行く時の女性の心理を紐解くと…
同じ地域に生まれ、同じ環境で育った同窓生と久々に会うとき、何が「差」として表れるかというと、「その後の人生をどう歩んできたか」という人生のバックボーン。
だからこそ、よい人生を歩んできた雰囲気をまとって同窓会に出たい。
「充実してそう、幸せそう」と思われたい。
でも、きょうの同窓会のために、繕ってきた感は絶対に出したくない。
だから、きょうのメイクは、派手すぎず上品に。わざとらしくなく…。
きょうだけキレイなんじゃなくて、「私、毎日こういう感じでキレイにしているのよ」感をまといたい。
こんな心理、理解できるという方はいませんか?
今回のご質問のケースは、同窓会という要素に加えて「自宅」という要素も加わるわけなので、とりわけ「私いつもこうなのよ感」が必要になってくるわけです。
メイクは「美しいすっぴん風」で決まり!
そうなると、ラフに見える外着を選ぶより、素敵に見える部屋着を選ぶべきでしょうし(私いつもこういう素敵な部屋着を着ているのよ感)、仕事もお休みでずっと自宅にいる前提であれば、いつもよりメイクをただ薄くするのではなく、「美しいすっぴんに見せるメイク」を心がけるべきでしょう(私のすっぴんはいつもキレイなのよ感)。
この状況でも職場には行かねばならず、外出しなくてはならないという場合は、いつも通りのメイクをしていても違和感ありません。
すっぴんメイクについては、1年前の動画になりますが、いまでも参考になる内容ですので、ぜひこちらをご覧ください。
上記の動画の内容に加えて、「テレビ電話の画面越し」という要素も加わりますので、すっぴんメイクだけど、上まぶただけアイラインを引いて、ほんのり目力を出したり、すっぴんメイクだけど、上まつ毛だけ少しマスカラを塗って、自まつ毛が濃いように見せたり、そういった工夫はアリかと思います。
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