新型コロナウイルスによる外出自粛生活のなかで、オンライン会議やオンライン飲み会をするようになったという人もいるかもしれません。
カメラ越しに「オフの場での私」を映すにあたり、心がけるべきことはあるのでしょうか。今回はそんな読者の質問に、メイクアップアーティストの視点で回答します。
オンライン映りをよくするポイントは?
最近流行りのオンライン飲み会というのを、試しに友人たち数人で何度かやってみたのですが、映っている友人たちの顔の写りが酷いなと…。
付き合いの長い友人ばかりなので、みんな気を抜いているのもわかるのですが、それにしても、いつも外で会う姿とまったく違う感じがして、もしかして自分もそう映っているのかなと不安になります。
しかも、なぜか盛り上がってしまって、いろいろと人を呼び寄せるようになり、もう何年も、10年以上も会っていないような人たちも加わるようになって、もはや同窓会のような感じです。
久しぶりに会うのに画面越しで残念な姿を見せるのは、とても切ないといいますか…。
飲み会といっても自宅にいるわけなので、しっかりメイクでおしゃれしているのも、違和感があるだろうなと思います。
こういうときはどのくらいの装いでいるべきなのか、何かアドバイスがあれば教えてください。
美人が台なしになるカメラの位置に要注意
ご質問、ありがとうございます!まさに、この時期だからこそのお悩みですよね。
オンライン飲み会、私はやったことありませんが、主人が最近よくやっていて、同じように、かなり久しぶりの人が登場するという状況みたいです。
隣でチラッと画面をのぞくと、「あぁ、こういう感じで映るのか…」というのが、なんとなくわかるのですが、まず絶対にやってはいけないのが下から顔を写すことです。
でも、普通に椅子に座ってテーブルにスマホやタブレットを置くと、だいたいの確率で下からあおられるような感じで映るんですよね。
どんな美人も、下からの撮影は厳しいものです。
上目遣いになるのはおかしいですが、なるべくカメラと自分の顔が同じ高さになるように工夫してみましょう。
そしてこれは以前にも書きましたが、照明の具合もかなり影響します。
暗い部屋はもちろんNGですが、天井照明だけだと、上からの光だけになるので、顔に影ができやすいのです。
クリップライトや照明付きスマホスタンドなど、ちょっと物入りになってしまいますが、
これからもオンライン飲み会が続きそうなら、あってもよいアイテムかなと思います。