おじさん臭・おばさん臭を放たないために…
脂肪酸の酸化を減少させたり、遅らせたりすることができれば、加齢臭なんて言葉はなくなるのでしょう。しかし、皮脂が出続けている限り、酸化をなくすことはできません。
また加齢臭対策といって、さまざまなデオドラント製品が出まわっていますが、洗い過ぎにつながりやすいもの、臭いに匂いを重ねているだけのものがほとんどです。
製品によってはかえって皮脂や臭いが増したり、肌の健康を阻害したりするものがあるので注意しましょう。清潔を心掛けることは大事ですが、やりすぎは逆効果ということです。
加齢臭の望ましい対策は、「不要な酸化を少しでも減少させること」につきます。つまり、皮脂を酸化させる酸素、特に活性酸素(フリーラジカル)の影響を小さくすることです。
これは、病気予防・老化防止対策にもいわれていることです。さまざまな疾病の9割に活性酸素が関わっているそうなので、加齢臭対策は基本的な健康対策でもあるわけです。
また身体に本来備わった、活性酸素を除去する酵素(SOD)が40代から顕著に減少し始めます。これはおちおちしていられません。老若男女を問わず、いますぐ対策を始めておきましょう。
基本的な対策は、以下の2つです。
- 皮脂の分泌量を正常化させる
- 酸化ダメージを減少させる
1については、サッポーの「肌が育つケア」で皮脂分泌の正常化が実現します。ただし、長期対策になるので、当美肌塾を参考にじっくりと取り組みましょう。
2については、さらに細分化すると
- 活性酸素をもたらす最大の要因、紫外線を防止
- 悪玉菌を減らし、腸内を良い状態に保つ食生活
- 抗酸化物質を含む食品・栄養素の摂取
の3つになりますが、ここでは具体的な対策まで書ききれません。下記の記事を参考にしてください。
- 参考
- >>>「酸化ダメージの基本を解説!実はあのダメージも…」(外部サイト:サッポー美肌塾)
いかがでしたか?
髪の臭いや加齢臭には、大きく皮脂の酸化が関係していました。そして身体の老化の最大原因も酸化、皮膚も同じです。
肌を老化させないことが加齢臭の発生を少なくすることにつながります。おじさん臭やおばさん臭などとは無縁の、素敵な大人を目指しましょう!
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