自分を助けるために…
世のなかにはいろんな人がいます。「自分の意見とは違う人が嫌い」という人もいるでしょうし、そんな人と意見が合わないなと感じることもあると思うんです。
自分の気持ちを抑え込みさえすれば、 そいういう人に意見を合わせることだってできるし、嫌われずにすむかもしれません。けれど、その人たちと付き合って楽しいですか?楽しくないですよね?
苦手な人たちと無理に付き合って人間関係に疲れてしまい、「もう1人の方がいいや」となったら、なんだかもったいないと思いませんか?いっしょにいて居心地がいい人が近くにいるかもしれないのに、人間関係を作ること自体を諦めてしまうなんてもったいないです。
他人の意見に合わせる他人軸で考えるのではなく、自分の行動は自分で決めるという自分軸であることは、自分を自由にするためにも大切な考え方。
1人で強く生きていこうと孤立するような固い決意をするんじゃなくて、 あなたの思うように生きてみよう。他人がどう考えるかなんて関係ない。自分の行動は、自分で自由に選んでいいんだ。
もちろん、自分勝手に生きてもいいということではありませんよ。「自分と価値観が違うから」とか、「現状が上手くいかないから」とか、「こうしたほうが絶対にいいから」と思ったとしても、他人を変えようとしてはいけません。変わろうとするのは、あなた1人で十分です。
たとえば、仕事が体力的にキツイと思えば配置換えを会社に申し出てみてもいいし、頼みごとをされても勇気を出して断ってもいい。
「仕事がもっと楽になればいいのに」とか、「自分のことは自分でやればいいのに」と考えること自体は悪いことじゃないんです。むしろ、その考えが現状を変えようとする出発点ともいえるかもしれません。
けれど、考えているだけでは前には進まないから、現状を変えようとできることから行動を起こすとも必要なのです。あなたは、あなたの思うとおりに生きていい。自分を助けるために、できることから始めてみましょう。
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